みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436618

作品紹介・あらすじ

大好評「みをつくし料理帖」シリーズで登場した料理をあなたのご家庭に!!
「はてなの飯」「ありえねぇ」など、本編ではご紹介出来なかったレシピを初公開。澪がつくり出す料理を著者自らが完全再現。また、つる家の間取り図や書き下ろしエッセイなど余すところなく収録。そして、ここでしか読めない、澪と野江の幼き日の思い出を描いた書き下ろし短篇小説「貝寄風」を特別収録した豪華なレシピ本。
「みをつくし料理帖」ファン待望の一冊!!

感想・レビュー・書評

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  • お澪坊、
    こいつぁいけねえ、
    いけねぇよぅ。

    。゚(゚´Д`゚)゚。

    油断した!

    そういえば大好きな『みをつくし料理帖』シリーズにも副読本(あくまで料理本と言い張っておりますが)があったなぁと思って読んでみました

    油断した!

    『みをつくし料理帖』にまつわるエッセイが20篇に『あきない世傳』シリーズにも繋がりそうな短編も収められていて、あの感動再び!
    とくに美味しそうな料理の写真に添えられた登場人物のセリフが良いのよ

    お澪坊〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    小松原〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    又次〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    源斉せんせ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
    種市〜。゚(゚´Д`゚)゚。

    油断してました
    読んで良かった!
    『みをつくし料理帖』シリーズのファンで未読の人は今すぐ読むべし!

    油断すなよ!

  • ひまわりめろん師匠から「読むべし!」の号令の下、手に取ってみました。

    それぞれの料理と登場人物たちのセリフ、そして作者高田郁さんの執筆中のエピソードなど、料理本なのにまたまた思い出しちまうよぅ。

    つる家の間取り図が楽しい!

    シリーズを読んだみんな、読むべし!

    • ひまわりめろんさん
      読むべし!
      あと『みをつくし料理帖』シリーズのレビューの種市口調率高し!みんな種市が大好きなんやね〜
      読むべし!
      あと『みをつくし料理帖』シリーズのレビューの種市口調率高し!みんな種市が大好きなんやね〜
      2023/12/21
    • みんみんさん
      (*´°̥̥̥̥̥̥̥̥﹏°̥̥̥̥̥̥̥̥ )人(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
      (*´°̥̥̥̥̥̥̥̥﹏°̥̥̥̥̥̥̥̥ )人(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
      2023/12/21
    • hibuさん
      種市の人柄に惹かれるんですよねー。
      途中でギックリ腰になって大阪に行けないとこも好き♪
      種市の人柄に惹かれるんですよねー。
      途中でギックリ腰になって大阪に行けないとこも好き♪
      2023/12/21
  • 図書館にあった!なんで今まで気づかなかった!
    嬉しくて面白くてあっという間に読んだ!
    ひまめろさん、hibuさんオススメ読むべし!ありがとうございます♪

    つる屋の献立の写真が綺麗。レシピ素晴らしい。
    そこに添えられてる登場人物の一言が素敵。
    みをつくし内緒噺、面白い。
    間取り図ワクワクする。私の中のつる屋の想像とちょっと違った。

    舞台裏を見てるような、裏方さんになったような気分になれました。話をじわ〜っと思い出しちゃったよぅ。小松原さま、又次...(なぜにこの2人)
    そして作者の髙田さんも少し澪と似てる気が...?

    さあて、献立帖なだけについにこのレシピを再現するときが来た...のか!?来るのか?
    うん、とりあえず美緒のように胡麻塩作ろっかな。

    • ひまわりめろんさん
      こんにちは
      料理を作ってみたいとは微塵も思わなかったひまわりめろんさんです
      間違えました料理を作ってみたいとは思わなかったよぅ。
      そう!間取...
      こんにちは
      料理を作ってみたいとは微塵も思わなかったひまわりめろんさんです
      間違えました料理を作ってみたいとは思わなかったよぅ。
      そう!間取り図ね!わいの想像ともぜんぜん違った!もっと小ぢんまりしてると思ってた!
      あ、思ってたよぅ。(もういいわ)
      2023/12/28
    • へぶたんさん
      こんにちは(^^)
      脳内で料理を作って、食べた気になってしまいがちな食いしん坊おへぶ坊です。

      つる屋、想像より広かったですよね!
      個人の想...
      こんにちは(^^)
      脳内で料理を作って、食べた気になってしまいがちな食いしん坊おへぶ坊です。

      つる屋、想像より広かったですよね!
      個人の想像の色々なつる屋が出来る所が、読書の醍醐味ですよね〜。あ、違った!読書の味ということだよぅ(変だし、偶然味で締めてるし(^^;)
      2023/12/28
  • レシピの部分は、実際に作る時に見ようと思って読み飛ばしました。

    レシピの合間合間に、髙田さんがこのシリーズを執筆するまでにどんなことをされていたのか、また執筆後どんなことが起こったかなどが綴られていて、とても興味深かったです。「そんなことがあったんだ」と驚くところもありました。

    私が一番嬉しかったのは、澪と野江の幼い頃の物語が載っていたことです。二人の姿が微笑ましく、また、あの時代の商人の暮らしぶりなども少し分かりました。

    長く続いたみをつくし、けれどあっという間だったみをつくし。
    このシリーズに出会えて、本当に私は幸せです。

  • 『みをつくし料理帖』に出てくる料理の再現写真と、各巻末に載っていないレシピ、作者の内緒噺、澪と野江の幼い頃の物語の書き下ろしで構成されている1冊。このシリーズが好きな人たちのためのファンブックのような感じ。
    文庫と同じサイズで楽しめるのはとても良いと思う。けれど、出来れば各巻末に載っていた料理のレシピも改めて載せて欲しかった。料理に絞った料理本として読みたかった。

    物足りなさは残るものの、つる家の間取り図を見るのは楽しかったし、内緒噺も作品の裏側が覗けて良かった。

  • 「八朔の雪」~「夏天の虹」までのみをつくし料理帖シリーズに
    登場する料理の写真とレシピ、創作に関するエッセイ、
    新旧つる家の間取り図、書き下ろし短編小説と、ファン垂涎の本。
    各巻に収められた以外の料理レシピと、ほとんどの料理写真は、
    目で、文で味わさせてくれます。もちろん調理すれば舌でも。
    そして添えられた小説の一文は、読書した内容を思い起こすもの。
    エッセイには、創作秘話や作者の人柄が溢れていて、ほっこり(^^♪
    澪と野江の幼少期を描いた書き下ろし短編も味わい深かったです。
    そして「つる家」の間取り!
    新旧共にあるのが嬉しい。

  • 一気読んだ。高田郁の優しくて、誠実なお人柄がよくにじみ出たエッセイとお料理。そして澪と野江の幼いときのエピソードが書かれた短編。もうずっとずっと泣きながら読んだ。「つる家」の間取り図が私が想像してたのと違ったのがちょっとびっくりした。あぁー早く「みをつくし料理帖」の続きが読みたいよーー!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「つる家」の間取り図が」
      へー
      買ってあるのですが、「みをつくし」を、もう少し読み進めてからにしようと眠らせてあります。年末年始に一気読み...
      「「つる家」の間取り図が」
      へー
      買ってあるのですが、「みをつくし」を、もう少し読み進めてからにしようと眠らせてあります。年末年始に一気読み出来ると良いけど。。。
      2012/12/20
  • 料理本としてはまるでダメオですが、「みをつくし料理帖」シリーズのファンにとってみれば涙物のお宝でしょう。
    実は、私このシリーズ読んでいないのですが、本書に収められている短編「貝寄風」や作者のエッセイを読むと、これは読まなければ損と思わせる私の好きな人情噺の世界だということに気づきました。
    女流作家では宮尾登美子の書く世界も好きだったのですが、少々(かなり?)毛色は違えど、作者の優しいまなざしがあふれているのは短編での幼い澪と野江のやりとりからもわかります。

    そして、こんなうれしいニュースも。(以下転載)

    2019年07月23日
    黒木華さん主演『みをつくし料理帖スペシャル』制作決定!
    土曜ドラマ
    みをつくし料理帖スペシャル

    2017年に放送し、好評を博した土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」
    続編が土曜ドラマ73分×2回(前後編)で制作が決定しました!
    「雲外蒼天」の相を持ち、艱難(かんなん)辛苦に巻き込まれながら、女料理人として、細腕一本で、夢を実現していくヒロイン・澪。
    続編では、澪の想(おも)い人・小松原との気になる恋の行方や、幼馴染・野江(あさひ太夫)との今後を占う吉原・桜の宴の出来事を描きます!
    原作は、髙田郁さんの累計400万部を超える大人気時代小説「みをつくし料理帖」。
    ヒロイン澪を演じるのは、もちろん黒木華さん!
    おなじみのキャストに加え、豪華ゲストも花を添えてくれます!
    脚本は、前シリーズに引き続き、藤本有紀さん!
    江戸の人情と笑い、そして“美味しさ”満載のドラマを再びお届けします!

    【主演:黒木華さんのコメント】
    「また澪を演じられる事、大変嬉(うれ)しく思っております。
    澪の心尽くしの料理と、人と人の関わり合いの深みを、前回と変わらず心を尽くして演じたいと思います。キャストやスタッフのみなさんと再会出来ることが今から楽しみです!」

    【あらすじ】
    前シリーズから3年後の江戸。女料理人として澪(黒木華)は精進を重ね、つる家は繁盛していた。小松原(森山未來)や源斉(永山絢斗)もつる家を訪れる日々。
    ある日、武家の奥方・早帆(佐藤めぐみ)がつる家を訪ね、澪に、料理下手な自分に料理を教えてほしいと言いだす。種市(小日向文世)の許可もおり、澪の料理指南が始まる。そんなある日、早帆の母が腎の病でもう長くないことを知った澪は、源斉の知恵を借り、腎の病に効くという「ははきぎ」の実(とんぶり)の料理に取り組みだすのだが、寒い中での水作業のあまりの難業に芳(安田成美)は澪の身を案じる…。
    「これを母上様に…」と、ははきぎ料理(とんぶり飯)を完成させた澪を、早帆は、ある武家屋敷に強引に連れていく。待っていたのは、早帆の母であり、小松原の母・里津(富司純子)だった…。

    土曜ドラマ『みをつくし料理帖スペシャル』
    【放送予定】
    2019年12月14日(土)・21日(土)午後9時~ 総合テレビ(73分・全2回)
    ※4K一体化制作(4K放送日時未定)
    【原作】
    髙田郁「みをつくし料理帖」 
    【脚本】
    藤本有紀(連続テレビ小説「ちりとてちん」、大河ドラマ「平清盛」など)
    【音楽】
    清水靖晃
    【出演】
    黒木華 森山未來 永山絢斗 成海璃子 萩原聖人 木村祐一 村杉蝉之介 柳下大 蒔田彩珠
    波岡一喜 佐藤めぐみ 永尾まりや 徳井優 松尾スズキ 伊武雅刀 麻生祐未 富司純子
    小日向文世 安田成美

  • 『天の梯』を読んでから、本書を読みました。
    つるやの間取り図が面白い。

  • 裏話的小話が楽しい。
    またはじめから全部読み返したくなります。みをつくし料理帖大好きです。

    澪の料理のレシピ、高田さんが全部自分で作って考えていたとは、驚きました。
    はてなの飯作りたいな。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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