天海の暗号 上 (ハルキ文庫 な 7-7)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437004

感想・レビュー・書評

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  • 太閤の復活祭(秀吉の暗号)を読んだのは10年前。秀吉辞世の句に秘められた幾重もの暗号の解読合戦。唖然、驚愕しまくりの本であったが、著者の名を目にすることはその後無かった。才能のある作家でもあのような本は一生に一度しか書けないだろうと、納得していた。

    偶々本屋で見付けたこの本。中見氏が新作を書いていると意外に思い、購入。
    さすがに「秀吉の暗号」のレベルを望むのは無理だったか。肝心の暗号解読もどんでん返しも今一つ。
    しかし荒唐無稽というか、有り得ない話なのだが、中々面白かった。特に少年忍者が活躍する後半の籠城戦がテンポが良く、すらすら通読した。

    信長の暗号、家康の暗号なる本も出ているらしい。探してみるつもり。

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著者プロフィール

1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。『太閤の復活祭~関が原秘密指令』(2001年度「本の雑誌が選ぶ総合ベスト10」第7位)『軍師の秘密』(「プレジデントが選ぶ傑作歴史小説100選」)など著書多数。

「2018年 『救世主の条件 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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