デッドヒート 1 (ハルキ文庫 す 4-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 108
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437073

感想・レビュー・書評

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  • 駅伝に夢中になる高校生が主人公の青春小説。
    1〜6まであるうちの1つ目。
    これはまだ高校時代の話。これから大学に進み箱根駅伝に臨むのだろう。
    色々大変なことを乗り越えて目標を目指す。
    そして父親はとても尊敬できる立派な人間だと思う。幼い頃は厳しくて嫌だと感じるかもしれないが、大きくなればありがたみがわかるはず。
    こういう子育ては良い事なのかもしれない。
    ただ一つだけなぜ太郎があそこまでタケルに喧嘩を売ったのかがわからない。

  • 舞台は、群馬、上州南陵高校陸上部

    3年生の走水剛は、駅伝で関東大会出場を目指している。
    親友の優一と部内のライバルたちと切磋琢磨の日々
    将棋八段の父親は、頑固で変わり者、夕ご飯はとにかく豪勢
    おいしいものをたくさん食べて、きちんとした生活をする。
    親父にはオリンピックに出ると啖呵を切り・・

    その親父も将王戦に挑戦することになる。

    結果は・・

  • 読み始め…16.7.1
    読み終わり…16.7.2

    駅伝の魅力は仲間の頑張りを信じて想像すること――高校陸上部三年の走水剛は中学時代からの親友・幸田優一とともに高校駅伝の関東大会を目指している...。

    駅伝はやっぱり好きです♪

    タケルにとっての高三の戦いは波乱に満ちていました。尊敬する父親にも大きな影響を受けているタケル。今後の成長が楽しみです。

  • ちょっととんがった性格の高校生陸上部員の主人公が、「駅伝」の面白さに触れ、大学で箱根駅伝を目指したいと思うまで。シリーズになっているので、今後は大学での話になってくるんだろう。続きも読んでみたい。

  • 思わぬ展開にビックリ。「誰のために走るか、と問われれば、たいていは自分のためって答える。もちろんそうだろう。間違っちゃいない。でもその考えには落とし穴があってな。自分が諦めてしまうと、走れなくなってしまう。そういう経験ってあるだろ」

  • 「デッドヒート1」須藤靖貴◆高校三年生の陸上部員・剛は高校駅伝の関東大会を目指して練習する毎日。剛の父親が理論派で断言調の将棋の棋士なのですが、彼の存在感が強すぎて青春スポーツものという青臭くて眩しいテーマに水をさしていると捉えるか、個性的な作品と捉えるか…意見が分かれそうです。

  • 単純明快で読みやすい。今後が期待される。

  • 話の展開が少し速くて惜しい。当時人物をもう少し細かく描いてほしかった。自分は走ってるから駅伝の素晴らしさは良くわかるが走ってない人に同じく伝わるかなぁ?

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。スポーツ誌の編集者などを経て、1999年第5回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー。おもな作品に、『おれたちのD&S(デマンドアンドサプライ)』『どまんなか1~3』『セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー』『3年7組食物調理科』『小説の書きかた』『走れ! ヒットン』(講談社)、『消えた大関』(PHP研究所)、『デッドヒート 上・中・下』(角川春樹事務所)、『スクールセイバー 学園危機一髪!』『フルスウィング』『押し出せ青春』『セコンドアウト』(小学館)、『俺はどしゃぶり』(光文社)などがある。

「2019年 『スポーツのおはなし 柔道 柔道がすき!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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