冬うどん 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-19 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 215
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437103

感想・レビュー・書評

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  • 入院中にふと手にした本。
    手術後、ご飯が食べれず点滴生活。
    早く美味しいごはんが食べたいと。
    そしてたまたま年末の師走。
    この本読むの、本当に辛かったー。妄想力半端なく鍛えられた。

  • 20220813
    第一話 冬うどん
    第二話 風薬尽くし
    第三話 南蛮かぼちゃ
    第四話 初春めし

    今回は、北町奉行の烏谷椋十郎が良かった^^
    明日から、春の「料理侍」を読み、
    続いて、夏の「おやこ豆」を読んで季節に追いつきたいw

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    師走、掛取りなどで慌ただしく食事をとる人々のため、日本橋木原店の一膳飯屋・塩梅屋でも昼餉を出すことになった。安くて美味しく、力のつくものを、と主の季蔵が考えたのは、鶏団子入りの温かなうどん。一方その頃、妻と共に江戸を訪れていた甲州商人の谷山屋長右衛門が、神隠しにあったとの報せが入る。神隠しの多発する江戸で、この事件に限って北町奉行自ら、同心や岡っ引きを集め、直々に探索を命じたとの話に、季蔵は胸騒ぎを覚えるのだった…。鮮やかな謎解きと美味しい料理の数々は、まさに絶品!大人気シリーズ、待望の第十八弾。

    令和2年8月17日~18日

  • 師走限定で昼メニューを出すことになって、それがタイトルのうどんなわけですが、うどんはあくまで話のとっかかりで、事件はお奉行の恋物語に…(笑)。
    途中まで思うつぼにはまっていた私の推理でしたが、いきなりそいつが犯人かよ、的な展開はいかがなものか。
    そして、何故長崎屋が巻き込まれたのか、さっぱり解明されていませんでしたが。伏線なのか、取りこぼしなのか、それとも私の読み方が悪いのか。

  • 2014.5.29
    シリーズ物18弾

  • この料理人季蔵捕物控、第十八弾とか、そんなに読み続けていたか?、と、思う。
    日本橋にある、「塩梅屋」の料理屋の季蔵が、手に持つ刀を包丁に替えて、料理の腕も上がって、今回は、鶏団子うどん、を冬の昼食に、考える。
    江戸は、蕎麦が、主流だが、熱いのを出すには、うどんが、最適であり、この頃から稲庭うどんが、あったのだと、気づかされた。
    洋菓子も、タルタ(タルト)なども、出てくるし、最後には、鮭のチャーハンが、初春めしとして出てくる。

    しかし、今回は、烏谷奉行の若き日の恋愛模様を、事件の一端に、話が進んで行くところであり、最後に、好きであった人の幸せを、願って、それを采配するところが、良かった。

  • 料理人季蔵捕物控シリーズ・18巻・図書館にて。師走、掛取りなどで慌ただしい人々のため、一膳飯屋・塩梅屋でも昼餉を出すことになった。安くて美味しく、力のつくものを、と主の季蔵が考えたのは、鶏団子入りの温かなうどん。江戸を訪れていた甲州商人の谷山屋長右衛門の神隠しから始める連続殺人事件の謎解きと主の季蔵を中心とした塩梅屋一同が知恵を出してレシピの工夫・試食。シリーズ途中から読んだがわかり易く面白い。心情情景描写がバッサリ削られ展開が早いのが好きな「みおつくし料理帖」と違い新鮮、作品追いかけてみたい。

  • シリーズもう18作目ですか・・・。
    面白いんだか面白くないんだか自分でもわからないまま
    惰性で読んでいる・・・。
    犯人は意外な人物でした。。
    いいやつかと思ってたらワルでした。。

  • お料理、和食に関しては、なるほどという思いで読んでいたが、洋菓子の扱い方で、がっかり。恐るべし塩梅屋!!!!!

  • 20130609 久しぶりのせいかストーリーがしっかりしているような気がした。食べ物についたは文句なし。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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