- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437110
作品紹介・あらすじ
芝界隈を仕切る香具師の元締・清兵衛は、古くから付き合いのある浪人・五十嵐左内と久しぶりに顔を合わせた折に、竜蔵の命が狙われているとの噂を聞く。驚きと不安を隠せない清兵衛は思わず竜蔵にその噂を伝えてしまうが、剣の道を極めようとする男に動揺は全くみられなかった。しかしその蔭には、剛剣かつ破天荒であった亡き父・虎蔵の因縁が深く関わっていて…(「第三話 返り討ち」より)。直心影流・峡道場の弟子も増え、たくましく成長した若き二番弟子・新吾も大活躍。年を重ねても変わらない竜蔵の真っ直ぐな心が人々を惹きつける、大好評青春剣客小説、シリーズ第六弾。
感想・レビュー・書評
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新たな敵
大原備後守と笠原監物
佐原信濃守への恨みが
ひいきの竜蔵に向かう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刺客となっても、剣客に戻れるのね。
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主人公の竜蔵、その門弟たちも巻を追うごとに剣客として、大人として成長しているようだ。
ただ強いだけでなく屈託のないところも、竜蔵の魅力なのだろう。 -
一定のパターンの中にバリエーションをつけて語られるテレビ時代劇そのものといった感じがよりいっそう強くなってきた。そういうものが嫌いではないし、読んで爽快感もあるが、やっぱり深みが無いかなぁ。でも、次もよんでしまうだろうなぁ。
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第六弾
短編四話形式だが、過去の因縁がお尾引く
真直ぐな竜蔵が相変わらず活躍 -
L 剣客太平記6
やはり「剣客」ってだけでは関わる事件も小モノだしネタに乏しい。剣客で道場主ならどこぞの藩の家老の長子くらいじゃないとダメなのか。
やっと最後にむかーし絡みが多かった信濃守を無理やり絡ませて次回への布石にしたようだけれどココまでか。の感あり。弟子が増えても肝心な主役は成長も変化もなし。次巻への期待薄は仕方がない。