捜査一課 3 (ハルキ文庫 は)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 73
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437141

作品紹介・あらすじ

渋谷区広尾のマンションで男の死体が発見された。男は人材バンクの社長・西岡卓。だが現場にはなぜか組織犯罪対策四課(広域暴力団対策係)の刑事の姿があった。一方、鹿取警部補は、三好組組長の三好義人が麻薬取締法違反で逮捕された件で、警察庁警備局長の田中一郎から呼び出しを受けた。三好逮捕の裏に、警察内部で仕組まれた罠があるのではないか?警察組織の闇の中で、児島と鹿取は孤高の闘いにいどむ。シリーズ三作目にして、最高傑作の書き下ろし警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 三好が逮捕されると言う衝撃な始まりから、人材バンクの社長の殺害など、複雑に絡み合いながらも、一気読みさせられてしまう。今回は三好の意外な過去も明らかになり、さらに次の展開に期待してしまう。

  • 児島 要シリーズも今回の主役は鹿取のよう・・
    冒頭の三好逮捕から警察内部の揉め事まで、一気読みできて楽しめた。

    鹿取の破天荒ぶり、拳銃を撃つ場面などはらしさが前面にでており読み応えがあった。次作品あたりで、そろそろホタルが出てきそうな感もあり早く読みたい。

  • このシリーズは開始当初は児島刑事を話の中心に据えるシリーズかと思ってたんですが、そういうわけでもなかったんですね…。

    今回はどちらかと言うと鹿取と、ある理由から本編には冒頭以外に姿を見せない三好の話。

    三好の過去が少し明らかになります。

    一匹狼のホタルが気を許し、鹿取や児島が惹かれ、堅気の弁護士の麦田が惚れるのもわかる気がする。
    本当にいい男です。

    ストーリー自体も時事をうまい具合に取り込みつつ、作中で起こっている警察内部の闘争に生かしてあって面白かった。

    それにしても国村理事監の真意には驚かされました。

  • 要ちゃんシリーズ第三弾。三好組長逮捕の裏には・・・
    いまいちピンとこなかった。とはいえ、三好の意外な過去なども明かされ、本筋とは別の所で楽しめた。

  • yonda...

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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