風の王国 6 隻腕の女帝 (ハルキ文庫 ひ 7-12)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 30
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437202

作品紹介・あらすじ

渤海は滅亡し、契丹では皇帝・耶律阿保機が暗殺された。激動の中、契丹国皇后・月理朶は、弟の堯骨を皇帝にするために、突欲に東丹国の統治を命ずるのだった。一方、新たなる渤海国の復興のために、明秀は安東勇魚たちとともに、東日流軍を率いて契丹国に抵抗し続けていた。突欲と明秀は、それぞれの野望と覚悟を持って再び闘うことになるのだが…。大好評の大長篇伝奇ロマンシリーズ第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • ひぃぃ。月理朶怖い!!
    サブタイトル、隻腕の女帝。なるほどな、と思う。

    遼陽城は取ったり取られたりを繰り返す。
    清瀬麻呂も、哀しい最期だったけど、もう、仕方ないよね。裏切り者の末路はこうなる、という教訓に。

    あまり出番はなかったけど、なんとなく好きな夕凪と亞都偉も出番が増えそうで少し嬉しいが、生き延びてほしいから、ちょっと複雑ではある。

  • 第六弾
    突欲は父を蘇らす為呪術を使うが時既に遅し、女帝月理朶は弟の堯骨を皇帝にするために策謀を
    そして突欲と旧渤海は

  • 契丹内での前帝勢力の粛清が行われ、堯骨か皇帝となる。突欲が遼陽城を落とすところまで。
    契丹内での内輪もめが続くのと、箇条書きみたいな戦闘描写がいまいち。

  • 渤海国を描いた歴史小説の全10巻中の第6巻。「大長編伝奇ロマン」っていうキャッチフレーズは何なのですかね。前巻で渤海が滅亡してしまい、物語がどこに向かうのか少し分からなくなってきました…。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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