料理侍 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-20 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2013年3月15日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437257
作品紹介・あらすじ
ことさら厳しい寒さが続き、人々が春の摘み菜売りの声を待ち望む如月。日本橋にある一膳飯屋「塩梅屋」の主・季蔵は、二葉町の太郎兵衛長屋に浪人が住み着き、人々に手料理を振る舞っているとの噂を耳にする。ほどなく浪人は塩梅屋を訪れ、自分を雇い入れて欲しいというのだった。その頃、汐留橋近くに繋がれた小舟で男が殺されているのが見つかった。手掛かりは、小舟に残された一束のセリ-。事件の下手人は?謎の浪人との関係は?北町奉行の密命を受けた季蔵は、密かに探索を始めるが…。早春鮨、烏賊三昧…心のこもった料理の数々が春の訪れを告げる、大ベストセラーシリーズ、待望の第十九弾。
感想・レビュー・書評
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20220928
覚書
第一話 料理侍
第二話 烏賊競べ
第三話 春菓子箱
第四話 つくし酒
毎回、四季を表現した料理が楽しみで、
季節に合わせて年4冊ずつ読んでいる。
今のところ、あと5年ほど楽しめる予定。
時間に追われて料理をする事が多いので、
…丁寧に作ろうとか、
…愛情をこめようとか、
ついついちょっと忘れがち。。^^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容(「BOOK」データベースより)
ことさら厳しい寒さが続き、人々が春の摘み菜売りの声を待ち望む如月。日本橋にある一膳飯屋「塩梅屋」の主・季蔵は、二葉町の太郎兵衛長屋に浪人が住み着き、人々に手料理を振る舞っているとの噂を耳にする。ほどなく浪人は塩梅屋を訪れ、自分を雇い入れて欲しいというのだった。その頃、汐留橋近くに繋がれた小舟で男が殺されているのが見つかった。手掛かりは、小舟に残された一束のセリ―。事件の下手人は?謎の浪人との関係は?北町奉行の密命を受けた季蔵は、密かに探索を始めるが…。早春鮨、烏賊三昧…心のこもった料理の数々が春の訪れを告げる、大ベストセラーシリーズ、待望の第十九弾。
令和2年8月20日~22日 -
季節は如月。
日本橋にある塩梅屋に、長屋に住み着いた浪人が雇い入れてほしいとやって来る。
そして、3件の殺人事件が起きる。
繋がりがあるのかないのかわからない展開で話が進み、後半で色々な伏線が繋がっていくいつものパターン。
春を待ちわびる季節に登場する料理は、早春鰆やひな祭り用の和菓子など。
他に、烏賊焼きなど普段と違う屋台料理も出て来て、事件以外にも楽しめるシーンがたくさんある。
三吉が成長していく様子も書かれていて、彼の成長記のようでもある。 -
塩梅屋の周りの季蔵の周りの人物が、人のよさそうな人ばかりが、描かれ、三吉の料理の腕も上がって来た。
料理が、季節に合った物が、描かれている。
沢山の手間暇がかかるのに、1日で、何品も作れるのが、凄い!
今のように電子レンジや、ガスなどの便利な物が、無い時代に、こんなにも、多い品を作れたのだろうか?
しかし、読む方は、こんな料理の仕方があるのだと、感心しながら読める。
事件が、絡んでいるのだが、料理の方が、主になっている。
これも、然り、面白い構成で、4話が、つながっている。
晩夏に読んだのに、春の訪れを感じさせる話で、春に読めば、もっと良かったと、思った作品だった。 -
2014.5.23
シリーズ19弾 -
20130922 何と無くこのシリーズの楽しみ方がわかってきたような気がする。そのまま楽しんで深く考えない事。
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新しいキャラが出てきて、また事件が起こる予感★
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季節感を大切にしている料理が良い。
著者プロフィール
和田はつ子の作品





