パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 2093
レビュー : 225
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437622

感想・レビュー・書評

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  • 群ようこはすごく若い頃から大好きな作家さん。読みながら「そうそうそうそう!」とうなずき、笑い転げていました。
    今回もドラマは見ていませんが「かもめ食堂」みたいな感じのお店の扉を開く感じで読み始めました。
    やや出生に秘密(?)のあるアキコが亡くなった母の店を自分好みの店にして始める・・・。彼女の家族は猫のたろちゃん。
    アキコの心境が前の喫茶店のおばさん、母親時代のお店の常連客、そして現在のお店のお客さん、と、一緒に対応するしまちゃんを通して細かく描かれているなぁ…と、実はこれはメインではない。
    たろちゃんの死によってもたらされる、孤独、そして誰かに甘えたい、救われたいと望んだ時に現れる人達。
    一番救われたのは「動物は人間と違って生死を重要に考えて無いらしい」だから「泣かれると困ってしまう」。
    きっと人間だってそう。死んだ人にとって体が無くなってしまったことはそんなに重要なことではないのでは・・・。
    あー、きっとそう。そう思えました。

  • 登録したのは初めてだけど、『福も来た』を読むために再読。

    やっぱり、たろちゃんが急にいなくなってしまう場面は泣いてしまう。前に読んだ時より泣いたかも。

    人生は人それぞれ、色々あるけれど、心穏やかに、シンプルに生きたいという気持ちがあるので、群ようこさんの作品は共感できる作品が多い。

    一通り泣いた後は、おいしいスープ食べたい。読み終えて、そんな気分。

  • 長年勤めていた出版社を辞め、
    カフェをオープンしたカオリ。

    メニューは、日替わりのサンドイッチと
    スープ、サラダ、フルーツのみ。
    安心できる素材で、
    一つひとつ心をこめてつくる。

    アルバイトのしまちゃんと2人で
    細々と店を営み、仕事が終わると、
    ネコのたろと遊ぶ。
    そんな穏やかな毎日。

    多忙な日常を忘れて、
    少し穏やかな気持ちになりました。

    私もこんなお店を開きたいなぁ!

  • 2015.2.23(月)読了。
    さすが群さん、猫好きなだけあって、猫の描写がわかり過ぎて本当にほっこり。アキコさんのたろちゃんに対しての気持ち、思い入れ、存在が共感しすぎて泣けた。アキコさんのお店にカウンター席があったら、1人で行ってアキコさんと猫の話をゆっくりしたいと思いました。ランチを食べながら。

  • 良い本ですね。映画すごくすきです!

  • ドラマの一話を見てから読みました。
    かもめ食堂が好きな人なら、イチコロですね。
    アキコもしまちゃんのぶれないすがすがしさが気持ちいいです。
    商店街の他の人たちとの対比が面白い。
    いったいどんなお味のスープなのか、絶対に食べてみたくなります。

    ドラマで見たところでは、さっすが飯島奈美さん!と言う感じ。

  • やっと読み終わりました!

    読んでいるとお腹がすきそうになりますね(笑)
    行って見たくなりました(〃ノωノ)


    ちょうど今日はWOWOWで無料放送の日です♡
    一話しか見れませんが、とても楽しみです(#^^#)

    たろちゃん。。どんなネコちゃんなのかワクワクしてます(〃ω〃)

    アキコとしまちゃんのコンビも楽しみで仕方ありませんww

  • ドラマを観てから本を読みました。このほっこりとした雰囲気が大好きなので、あっという間に読みました。アキコや、しまちゃん、ママ、出てくる人達はみんな、ベタベタと仲良しであからさまなお人好しではなく、程よい距離感。そんな人たちが周りにいたらいいのにと思いました。たろちゃんは、ドラマではいなくなったという設定でしたが、本では亡くなるんですね。自分のペットと重ね合わせて思わずうるっとしました。

  • 電車の中で読んで号泣した。
    すっと胸の重さが取れるような本。

  • 流れている時間も空間も、すぐそばにありそうです。

    そんな日常の空気感の中に時々差し込むピリッとした風。

    それもきっと日常なんだなぁ、どこにでも、誰にでもあることなんだろうなぁ、、って思わせてくれます。

著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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