銭の戦争 第4巻 闇の帝王 (ハルキ文庫 は 11-4)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437684

感想・レビュー・書評

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  • ロシアではラスプーチンが皇帝の絶大なる信頼を得て国を操り、日本では大正デモクラシーの流れが出始めた頃。天一坊と対決し、思わぬ伏兵・守秋に足をすくわれた狂介は復讐に燃えていた。そんな中石油産業の成長に目を付け、世界最大の原油生産国である米国へ新たな〈投資〉を学ぶべく旅立った。一方、井上馨の密命により、欧州へ向かった狂介の父・井深雄之介は、守秋に命を狙われることに……。第一次世界大戦目前、混沌とした世界情勢の中、相場に人生を賭けた男たちの行く末は――。シリーズ第四弾!

  • 面白い本当に面白い。近代日本史をあらためて勉強したくなる。相場の話をあえて抑えたところがまたにくい。次がとても楽しみだ!

  • やっとラスプーチンと日本との繋がりが見えてきました。
    今ひとつ最終目的が分かりませんが・・・。
    株そのもの観点で見ると、今回はほとんど動きはありま
    せんが、タイトルの意味合いにぐっと近くなった巻だったように思います。
    次巻は更に波乱万丈な予感です。

  • 日本史の勉強もしないといけないねぇ。

  • 1,2に比べ、ちょっと質が落ちてきた。

  • このシリーズはお気に入り。
    明治から大正に掛けての日本とロシア、世界列強の動きと株式市場から見る日本経済の動き。それらを背景にストーリーは進む。
    次が気になるシリーズ。

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著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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