風の日にララバイ (ハルキ文庫 ひ 1-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 40
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437745

作品紹介・あらすじ

殺された有名宝石店の美人社長は五年前に別れた元妻だった-。佐原旬介は学者くずれのシングルファザー。バナナの自動皮むき機を発明したり金魚の品種改良にとり組んだりと、気楽な人生を送っている。しかしそんな中年ニートでも母を失った愛娘の悲しみは座視できず、にわか探偵として事件の捜査をはじめる。旬介の前に登場する謎めいた美女や魅力的な女子大生、そして昔の女たち。やがて事態は思わぬ方向へ…。中年探偵・柚木草平の前駆をなす"幻のシリーズ"、待望の新装版。

感想・レビュー・書評

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  • 39歳中年ニートが,殺された元妻の事件を暴く。
    同作者の他作品によく出る,ひねくれた青年がそのままオッサンになったような主人公。

  • 学者崩れのモテる裕福なトボけたオヤジと可愛い娘。元妻が殺された事件に巻き込まれて行く。単純だけど面白い。この作者はちょっぼけたキャラクターを書くのが上手い。

  • 不思議な本。何と無く読み進めたいと思った。

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    殺された有名宝石店の美人社長は五年前に別れた元妻だった――。佐原旬介は学者くずれのシングルファザー。バナナの自動皮むき機を発明したり金魚の品種改良にとり組んだりと、気楽な人生を送っている。しかしそんな中年ニートでも母を失った愛娘の悲しみは座視できず、にわか探偵としての事件の捜査をはじめる。旬介の前に登場する謎めいた美女や魅力的な女子大生、そして昔の女たち。やがて事態は思わぬ方向へ・・・・・・。中年探偵・柚木草平の前駆けをなす〈幻のシリーズ〉、待望の新装版。
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    シリーズ化されずに柚木草平に取って代わられてしまったということだろうか。キャラクター設定は確かに似ているので、シリーズを両立させるのはやはり難しかったのだろう。ただ、佐原旬介も何かに倦んで世を拗ねているようでありながら、娘の亜由子も家政婦のお松さんも大事にしているところが好感を持てる。そして、お松さんがなかなか魅力的である。お松さんにジュエリー青山を任せてみたかった。著者らしいテイストの一冊である。

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著者プロフィール

一九五〇年、群馬県前橋市生まれ。八八年に『ぼくと、ぼくらの夏』で第六回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞。次作『風少女』が直木賞候補となる。主な著書に『彼女はたぶん魔法を使う』にはじまる〈柚木草平シリーズ〉、『猿の悲しみ』『遠い国からきた少年』の〈風町サエシリーズ〉、時代小説『船宿たき川捕物暦』のほか、『ピース』『金魚鉢の夏』『風景を見る犬』『あなたの隣にいる孤独』『平凡な革命家の食卓』などがある。

「2018年 『亀と観覧車』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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