史記 武帝紀 4 (ハルキ文庫 き 3-19)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437790

作品紹介・あらすじ

前漢の中国。匈奴より河南を奪還し、さらに西域へ勢力を伸ばそうと目論む武帝・劉徹は、その矢先に〓(かく)去病を病で失う。喪失感から、心に闇を抱える劉徹。一方、そんな天子の下、若き才が芽吹く。泰山封禅に参列できず憤死した父の遺志を継ぐ司馬遷。名将・李広の孫にして、大将軍の衛青がその才を認めるほどの逞しい成長を見せる李陵。そして、李陵の友・蘇武は文官となり、劉徹より賜りし短剣を胸に匈奴へ向かう-。北方版『史記』、激動の第四巻。

感想・レビュー・書評

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  • 第四巻。

    衛青も逝ってしまい、漢の歯車が悪い方へ回りだした感じです。
    李陵は真っ直ぐでいい奴ですね。それだけに、今後の運命を思うと悲壮感を禁じえません。
    そして捕えられた蘇武。次巻の展開が気になります。

  • 衛青が可愛がっていた李陵が、頭角を現し始める。

    幼馴染の蘇武は、李陵と比べるとどうしても…という所があったけれど、
    匈奴の地へ派遣されてからは男前!
    敵国へ使節として行くなんて、本当に死を覚悟していなくちゃできない事だなぁ。

    衛青、霍去病がいたころには輝きを放っていた帝は、
    死への恐怖へと取りつかれるようになり、愚帝への第一歩を踏み出してしまった。

    漢の外側から見た帝への評価が、あまりにも酷い。
    頂点を極めた人間というのはこうやって堕ちていくのだろうか。

    反面、匈奴の呴犁湖はなんと潔い事よ。

  • 司馬遷嫌な奴だなぁ〜笑
    さて、漢は英雄がどんどん死んで、劉徹はおかしくなっていく中でどうなることやら

  • 次5巻。

    人の死をこんなにも静謐に書けるものなんだろうか。
    死とはなんなのか。

  • 時代が流れ、漢は衰え、悪い方向へ。人材が出てこないのは、リーダーだけのせいなのか?国も組織も悪いループに入ると、とことんダメになる、という感じのした4冊目。それでも、それを打開しようとする若い血が少しは。。育つか?

  • 徐々に物語は新展開を迎え次の巻がどうなるのか楽しみです。3巻は今後の展開が読めなかったが4巻で次の展開がなんとなく見えて来ました。

  • 北方史記4です。
    全7巻の4ということで、
    物語の真ん中まできました。
    前半の登場人物はフェードアウトしていき、
    李陵、蘇武、そして司馬遷などが中心となってきます。

    とにかく面白いですなぁ。
    しかし、またもや解説でネタバレ書くのやめてくれと・・・(苦笑)

  • 人生熱く生きたい漢にオススメ

    水滸伝、三国志とはまた違った漢達が登場する。
    心熱くなる北方謙三シリーズ

  • みんな老いてきました。
    時代の寵児とも言えた衛青も左腕の傷が完治せず、戦にも出ることができず、病で死にました。
    漢の役人たちもぬるい時代に不正がはびこり始め、帝が正義の時代。帝がいいと言えばいいし、ダメと言えばダメ。
    膿みはじめている、むしろ、膿がどうしようもなく大きくなってしまっている、そんな感じがします。

    もっと爽快なリーダーが出てくればいいのでしょうが、ちょっとまんねりな感じが拭えません。

  • まあ霍去病も死んじゃったし、血沸き肉躍る活劇は期待できないだろうな、とちょっとテンション低めで臨んだのだけど、あらびっくり、前巻より面白くなってる!
    華々しい戦いはないものの、今まで「脇役」だった人たちがいきいきと描写されだして、複雑な人間模様がたまらなく面白い。
    武帝の歯車が微妙に狂いだしたのも、胸を痛めつつ次巻も楽しみ。

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