妖かしの子 (ハルキ文庫 ち 2-2)

著者 : 知野みさき
  • 角川春樹事務所 (2013年10月12日発売)
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  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437806

作品紹介

「理術」の才能を見出された少女剣士・黒川夏野は、術師・樋口伊織に弟子入りを決める。その道中で子どもを捜す不思議な女と出会う。妖かしの眼を持つ夏野は、彼女が女妖であるのを見抜くが…。一方、夏野と妖魔の眼で繋がっている山幽の子である蒼太は、共に生きてきた剣士・鷺沢恭一郎と大老の世継ぎである弟・一葉との再会に歯痒い思いを抱く。だが夏野の危機を予知したことで、恭一郎とともに夏野の元へ旅立つ-。人と妖魔がせめぎ合う世界を描く、第四回角川春樹小説賞受賞作の続編が登場!

妖かしの子 (ハルキ文庫 ち 2-2)の感想・レビュー・書評

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  • 金翅の子

    いつでも狂うのは母性か。

  • 物語が動き出すまで、エンジンのかかりが悪かったかなという印象。でも世界観は創り込まれているし、後半は乗って来ました。血の繋がりのある絆、なくとも強い絆が感動的にかかれていました。妖魔・伊紗が恭一郎に蒼太の扱い方を諭すセリフにはいちいち納得。良いセリフでした。このシリーズまだまだ続くのね。

  • 『妖国の剣士』の続編。
    知野みさき氏の待ちに待った新作。

    今回夏野は理術師としての修行を始める。
    夏野の当人だけは気付かぬ恭一郎へのほのかな思いや久しぶりに女の着物を着た時の恥じらいや伊織の妻への気遣いなどの初々しい描写に彼女の成長を感じ感慨無量である。

    一方で、蒼太を取り巻く状況はややきな臭くなってきた。
    恭一郎は蒼太を守り切れるのか。

  • 前作の世界観が凄く気に入っていたので、続編が読めて嬉しい。
    左目を通して繋がる夏野、蒼太の二人が少しずつ成長していく様がとても良いです。
    今作は親と子の絆というものを強く感じました。
    伊織が夏野に"人も妖も基は同じだ"と諭したくだりがありましたが、人であっても妖であっても、親が子を慈しむ姿は同じ。
    子を思う痛切な心の叫びが胸に響きます。
    そして由岐彦さんがとうとう!その辺りも気になりますが、一番気になるのはやはり終盤に登場したあの人物でしょうか。
    今後もまだ続きそうなので、続編が出るのを楽しみに待ちたいです。

  • 時代ファンタジー、妖国の剣士の続編です。理術の才を見出された黒川夏野は、樋口伊織に教えを請うべく蒼太、鷺沢恭一郎とともに旅立った。しかし、道中で人ならぬ女と出会うのだった。本編は人同士、妖魔同士の親子、人と妖魔の絆について語られている。3人の心の絆が強まり、今後どのように展開していくのか楽しみです。

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