逃亡 (ハルキ文庫 こ 6-26)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438100

作品紹介・あらすじ

生活苦にあえぐ旗本の間で、娘を裕福な商人の後添いにすることが増え、幕閣内で問題になっているらしい。北町奉行所定廻り同心・井原伊十郎は、その内情を確かめるべく、仲介を行っている六兵衛という男の探索に出る。しかし、探索先にて襲われ監禁されてしまう。命辛々逃げ出せた伊十郎だったが、彼の閉じ込められた先に男の死体が見つかったというのだ。聞き込み証言と刀についた血脂によって、伊十郎は下手人扱いとされ、謹慎を命じられる。しかし自らの身の潔白を証明すべく、伊十郎は江戸の町を逃げ回ることに…。大好評シリーズ第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • 第六弾
    相変わらず一途な伊十郎、「ほたる火」に助けられながらも旗本の娘を裕福な商人の後添えにするという背後に隠された陰謀に巻き込まれ、逃亡者となりながらも事件を

  • 旗本の娘を裕福な商人の後添いにする裏側に隠された企みに巻き込まれた井原伊十郎だが、盗賊「ほたる火」に助けられるシーンがさらに謎を呼ぶ。正体はいつ明かされるのか、楽しみな展開である。

  • L 独り身同心6

    伊十郎が下手人扱いされる流れは既定路線。
    ここまで典型的でいいの?
    武家が町人に嫁ぐのはまあま新しいか。ここまできたら武士もへったくれもないけど。
    仲人的存在も、そんな町人が武家にやすやすと持ち込める話じゃないと思うんだけど、目をつぶろう。百合、出番なし。
    もうほたる火がだれであろうといいんじゃないの?と思ってしまう。

  • ちょっと状況設定が複雑な気もするが。。。
    ほたる火の正体は、、、引っ張りすぎ!

  • 40

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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