- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438131
作品紹介・あらすじ
日本橋は木原店の一膳飯屋の主・季蔵は、桜が満開の霊岸島へ弁当と酒を提げて一人花見に出かけた。今は亡き友人・武藤を供養するためだった。だがその翌日、霊岸島で酔っ払いの行き倒れと思われる遺体が発見された。呉服問屋に奉公していた若い手代だという-。花見弁当、若葉膳、春タルタ…季蔵の美味しい料理と推理が冴えわたる!亀吉親分の飼い犬シロも大活躍の、大ベストセラーシリーズ、感動の第二十三弾。
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
日本橋は木原店の一膳飯屋の主・季蔵は、桜が満開の霊岸島へ弁当と酒を提げて一人花見に出かけた。今は亡き友人・武藤を供養するためだった。だがその翌日、霊岸島で酔っ払いの行き倒れと思われる遺体が発見された。呉服問屋に奉公していた若い手代だという―。花見弁当、若葉膳、春タルタ…季蔵の美味しい料理と推理が冴えわたる!亀吉親分の飼い犬シロも大活躍の、大ベストセラーシリーズ、感動の第二十三弾。
令和2年9月9日~10日 -
タイトルの花見弁当は最初だけで、全編通して武藤さん追悼柚酒料理という感じでした。
そこまで武藤さんを惜しんでいるとは思わず、ちょっと驚きでした。
茶葉料理よりは濁酒に合う料理の方がおいしそうでした。
事件は塩梅屋の隣のお嬢さんが巻き込まれ、色男に騙されるパターンはいつの時代もあるものだと思いましたが、そのお嬢さんを失った夫妻は気の毒でした。 -
季蔵シリーズ、今作は花見の季節。
花見弁当、濁酒に合う料理、お茶を使った料理が出てきます。
前半で一つの殺人が起き、後半でまた一つの殺人が起きるが、酒の匂いを嗅ぎ分けられる犬が事件を解決に導く。 -
第二十三弾
いつもの通り、事件と料理が両立・並行して進む。
料理自体嫌でないが、ちょっとこの本のはめんどくさい。
それを抜きに読むと味気ないとは思うが
娘心をもてあそんだ悪を討つ! -
2014.9.2
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20140608 初めての登場人物が亡くなってしまうというパターン、慣れないとどうして良いか分からなくなるとおもうが慣れると潔い感じもしてくる。常連がだんだん登場しなくなるのが少し寂しい。
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23巻め。お酒の好きな犬が出てきて面白そうな出だしではありましたが、読み進むと可もなく不可もなくというところで、やや低調な感じがしました。武藤さんがいなくなったのは残念です。
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安定してます。
季蔵が武藤さんの事をずっと気にしているのが少し切ない。内容も食べ物も春らしくて良かったです。 -
新しく出てきたワンちゃんももしや、殺されてしまうのかしら?!とヒヤヒヤしながら読みました。李蔵さんも、犬を蹴り上げるなんて、案外残酷な人なのですね。表紙の絵よりももっと可愛いワンちゃんを想像しながら読んでましたが、実際この絵はいかがなものか。