後見の月―鎌倉河岸捕物控24の巻 (ハルキ文庫 き 8-44 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 24の巻)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 173
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438162

感想・レビュー・書評

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  • 子も生まれ、代替わりも進みつつありますが、それでもやっぱり二人が活躍する事件が続きます。相変わらずの三人組と金座裏の面々が、悪事に立ち向かいます。もうちょっと盛り上がりが欲しい。

  • いわねさんの方が断然好きだけど、やっぱり面白い。
    何巻まで読んだのかすぐ忘れてしまうから、覚書なり。すみません、私的な使用。

  • 内容紹介

    仲秋八月一日は、吉原でも「八朔」と称して大紋日であった。またその日は、白無垢を着た花魁道中が行われるのが仕来りだ。政次は宗五郎の名代で亮吉と彦四郎を連れて祝儀を届けることになった。美貌・人柄・見識・教養と抜きんでた、吉原では伝説の遊女と言われている高尾太夫が、花魁道中の途中で政次に笑みを送った。政次はどこかで会った気がするが、どうしても思い出せない。そんななか吉原の帰りに寄った豊島屋で飲み逃げ事件が起きて・・・・・。金座裏の面々は江戸の平和を守るため、今日も奔る! 大ベストセラーシリーズ待望の二十四弾。

    3月24日~31日

  • 高尾太夫と政次の出会い…金座裏どころか松坂屋の手代の頃まで遡っても思い出せず、その出会いはさらに遥か昔のことだった。これを機に高尾太夫を救う顛末は非常に面白かった。

  • たぶん2014.11.07ごろ読了

  • 第二十四弾
    幾つかの話をちりばめた展開は読みやすい。
    今回は政次の遥か昔に起因する話がメイン
    単純なストーリー展開は読みやすい

  • 宗五郎の名代で行った吉原で御室高尾と呼ばれる太夫が政次に微笑む。
    その帰りによった豊島屋でで飲み逃げ事件が起こる。この二つがあまり絡むことなく二つ事件となる。 最近の佐伯さんのお話は酷いが、この話はまだ魑魅魍魎が出てこないから読める。

  • 御室高尾太夫が、政治の幼き時に父親が、連れて行ってくれた所の御姫様だった。
    その大夫屋、姉に、難題が、降りかかる。

    吉原で起きた事件も、解決する政治、そして、今回は、父親も、登場しての活躍である。

    政治は、剣術のみならず、御用の駈け引きが、上手になり、「言わぬが花」の通りに、穏便に、物事を収めるようになって行く。
    最後に、、仁和寺の御室の桜の思いを込めて、桜尽くしにしたとは、、、季節感が、少しちぐはぐかも、、、と、思った次第である。

  • 鎌倉河岸シリーズ14~八朔の紋日に,政次が吉原に招待され見かけた花魁道中の高尾が笑みを投げてきた。相手は知っている風でも,こちらは分からない。帰りに豊島屋に寄ると,浪人と町人の食い逃げ・飲み逃げ犯を逃がしてしまった。縄張り内の泥鰌屋も被害にあい,聞き込むと仙台堀に行くと云っていたと知らせが入る。千吉親分の縄張りのため挨拶に出向くと,倅の万吉が跡を継いだと云うが,怪しい人物が入り込んでしまってはまだまだだと云う。張り込むと,上野寛永寺領内の金貸し・大城屋金兵衛の女中・おまつと繋がった。おまつは大力百兵衛という盗賊の親分の身内だ。おまつを尾つけると,浅草で大城屋の用心棒の一人が斬り殺された。大城屋に張り込むと,案の定一味が押し入ってきた。残った用心棒二人は,おまつの首根っこを押さえて,親の百兵衛を抑え,万吉は草相撲の大関を押し倒した。大城屋は金座裏に来て,礼を言うどころか,読売に阿漕な商売が暴露されて迷惑だと云って帰った。それにしても,花魁の正体は松坂屋時代の客かと思うが,松坂屋の番頭も覚えがない。寺社方の手が入ると考えた大城屋は鐘淵に1700両以上を持って逃げ,手伝わせた用心棒二人の毒殺を謀るが,見張っていた金座裏一向に一部始終を見られ,捕らえられた。松坂屋の隠居の見舞いに政次としほは,久し振りに実家に夏吉を連れて行き,小さな女の子を見つけて,婚礼の祝いに父が作った化粧道具飾りを一緒に届けた深津の絵里姫だと分かった。聞き込むと,遠縁の男が深津家の養子に入り,家を潰した挙げ句,絵里が吉原に身を売った金で命を繋ぎ,昨今は上の妹の嫁ぎ先である高家にも無心に云っているという。吉原に呼び出された政次は,深津絵里から直接,援助を依頼されたが,町方が出しゃばるわけにもいかない。会所の手を借りて,材木商・飛騨やの供としてやってきた,深津某は妹を脅して50両をせしめ,なまくら刀を預けたまま遁走し,会所の若衆頭を刺殺して吉原から抜け出した。飛騨やを見張ると,どうやら二人は連んで高尾太夫から数百両を引き出すつもりだ。深津某が現れたタイミングで踏み込み,政次は深津某の額を金流しの長十手で割って命を絶った~ なんだか無理矢理な展開。もう十分,佐伯さんも稼いだから左団扇で良いのだろうが,出版社は手放さないよね。それはそれで大変だね

  • 久しぶりの鎌倉河岸。相変わらずであるが、そのレベルを維持できていることが凄い。毎月のように新作を生み出すことだけでも並の作家には出来ないこと。「飛び切り」は期待しないので、今後も「アベレージ」を維持してもらいたい。

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プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

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