後見の月―鎌倉河岸捕物控24の巻 (ハルキ文庫 き 8-44 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 24の巻)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438162

感想・レビュー・書評

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  • 2023年7月8日
    政治の父が出てきた

  • 今回はまるで吉原裏同心の幹次郎を彷彿させる政次の活躍で、もしかしたら高尾大夫も加門麻のようになるのではとドキドキしていましたが、割とアッサリした最後でした。
    このシリーズはむじな長屋三人組の成長譚が基本なので、余計なノイズは必要ないのでしょうね。

  • 子も生まれ、代替わりも進みつつありますが、それでもやっぱり二人が活躍する事件が続きます。相変わらずの三人組と金座裏の面々が、悪事に立ち向かいます。もうちょっと盛り上がりが欲しい。

  • いわねさんの方が断然好きだけど、やっぱり面白い。
    何巻まで読んだのかすぐ忘れてしまうから、覚書なり。すみません、私的な使用。

  • 内容紹介

    仲秋八月一日は、吉原でも「八朔」と称して大紋日であった。またその日は、白無垢を着た花魁道中が行われるのが仕来りだ。政次は宗五郎の名代で亮吉と彦四郎を連れて祝儀を届けることになった。美貌・人柄・見識・教養と抜きんでた、吉原では伝説の遊女と言われている高尾太夫が、花魁道中の途中で政次に笑みを送った。政次はどこかで会った気がするが、どうしても思い出せない。そんななか吉原の帰りに寄った豊島屋で飲み逃げ事件が起きて・・・・・。金座裏の面々は江戸の平和を守るため、今日も奔る! 大ベストセラーシリーズ待望の二十四弾。

    3月24日~31日

  • 高尾太夫と政次の出会い…金座裏どころか松坂屋の手代の頃まで遡っても思い出せず、その出会いはさらに遥か昔のことだった。これを機に高尾太夫を救う顛末は非常に面白かった。

  • たぶん2014.11.07ごろ読了

  • 第二十四弾
    幾つかの話をちりばめた展開は読みやすい。
    今回は政次の遥か昔に起因する話がメイン
    単純なストーリー展開は読みやすい

  • 宗五郎の名代で行った吉原で御室高尾と呼ばれる太夫が政次に微笑む。
    その帰りによった豊島屋でで飲み逃げ事件が起こる。この二つがあまり絡むことなく二つ事件となる。 最近の佐伯さんのお話は酷いが、この話はまだ魑魅魍魎が出てこないから読める。

  • 御室高尾太夫が、政治の幼き時に父親が、連れて行ってくれた所の御姫様だった。
    その大夫屋、姉に、難題が、降りかかる。

    吉原で起きた事件も、解決する政治、そして、今回は、父親も、登場しての活躍である。

    政治は、剣術のみならず、御用の駈け引きが、上手になり、「言わぬが花」の通りに、穏便に、物事を収めるようになって行く。
    最後に、、仁和寺の御室の桜の思いを込めて、桜尽くしにしたとは、、、季節感が、少しちぐはぐかも、、、と、思った次第である。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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