湘南シェアハウス (ハルキ文庫 ひ 6-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 67
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438186

感想・レビュー・書評

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  • 夢のあるお話で、とても楽しく読めました。

    小説家夏都が遺産相続した湘南のアパートを、親友の紀世子の発案でシェアハウスに改造する。
    そこで30~70代の女性5人で暮らし始める。

    正直、こんなにとんとん拍子にはいくはずはないと思う。
    でも、それぞれ家族関係に問題やつらい過去を抱えている人たちが幸せな生活を求め、それに向かって強くなろう、変わろうとしている姿に応援したくなる。
    日本中にあるらしい膨大な数の空き家もこんな風に活用できたらいいのになあ。

    巻末の
    ”嫁がぬ娘の金婚式の雛飾る” 広谷青石
    広谷鏡子さんのお父様の句なんでしょうか?
    愛情のこもった温かな一句にほっこり♪

  • シェアハウスというからもっと若者の話だと思った。
    30代〜70代の女性が主人公というのには驚いたけど、更に驚いたのはとても読みやすくて、とても面白かったこと。
    この作家さんの本は他にも読んでみたい。
    できればこの続編を。
    ーーー
    父と母を相次いで亡くし、突然、江ノ島の古いアパートを相続することになった小説家の奈都。担当編者であり大親友の紀世子発案で、アパートをリフォームしてシェアハウスにすることに……。他に入居するのは、ストレッチの講師のアリサ、奈都の大ファンの史子、女子大の准教授の真代。年齢も環境も違う理由(ワケ)あり五人が、理想のシェアハウス作りに奮闘する!丁寧に心地よく暮らすということはーー各方面で話題となった『花狂い』の著者が、書き下ろしで贈る待望の長篇小説。

  • 湘南が舞台になったシェアハウスしているテレビ番組は「テラスハウス」。この作品が発表されたのは同じ頃だけど、テラハとはまったく違う、女性たちのシェアハウス物語。シェアハウスという概念は最近けっこうあちらこちらで実践されているけれど、知らない者同士がプライベートスペースを確保しつつ共同生活をするというのは、楽しいけれど難しい。そんな手さぐりのあれこれと、それぞれの人が抱える人生模様、それを今後どうしていこうとするのかという年齢や背景ならではの姿勢の諸々が興味深い。舞台設定が地元なので親近感もわくしね。

  • 湘南に、遺産相続で母屋&アパートを手に入れた主人公が、友人や知り合いなどどどもに「湘南シェアハウス」を開く話。

    最初のメンバーが集まる流れは、あまりにトントン拍子すぎる気がしたけど、大人たちの集まりの、身内ではできないかもしれないうまい距離感など、読んでいてホッとする内容でした。

  • 遺産相続によってアパートのオーナーとなった女性が様々な年代の住人が集うシェアハウスを立ち上げる。話がとんとん拍子に進む前半は都合良すぎるが、実際の共同生活で浮かび上がる問題点や個人が抱える葛藤を描く後半は現実的であり、問題解決にあたる女性の力強さが頼もしい。個性的な住人の個人的な背景を掘り下げればもっと読みごたえのある作品になるのだろうが、文庫書下ろしという形態を思えばこれぐらいが丁度よい。

  • 遺産相続した家をシェアハウスにリフォームし、住人を募集するところから始まるこの話、最初は良いなぁ(*´-`)と憧れの気持ちで読んでいたけれど、すぐに自分には湘南シェアハウスに入れる能力が無いことに気づく(--;)だってゴロゴロして本を読む事しか出来ないもん(^^;)この話に登場する人達はそれぞれ特技を持っていて、役に立っている(^^)そんな能力のない私は老人ホームの方が良いかも(^^ゞ他人同士で住むってなかなか大変な事もあるけれど、楽しそうだな♪

  • 素敵な出会い。同じ波長を持つ人は人を呼ぶ、引き寄せ合う。

  • 老後と言わず今からでも住んでみたい。

  • タイトルがなんともいい!ひょんなことから湘南にシェアハウスを作ることに。入居するのは世代もキャラも異なる女性達。
    ひたすら明るく楽しい気持ちになれます。
    でも実際、シェアハウスってどうなんだろうね?

  • 丸高出身の作者でした。登場人物それぞれの物語がうすいかなあ。

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プロフィール

1960年香川県丸亀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。95年『不随の家』で第19回すばる文学賞受賞。97年『げつようびのこども』で第118回芥川賞候補となる。その他の著書に『恋する文楽』『花狂い』『湘南シェアハウス』『シャッター通りに陽が昇る』などがある。2011年から丸亀観光大使。

「2018年 『ヒット・エンド・ラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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