君影草 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-26 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 90
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438278

感想・レビュー・書評

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  • 早くもこのシリーズ第18巻目。

    今回は親子の情についてが多い。

    同じ町内にできた足袋屋の話題。
    孤児のあすなろ園からまた一人養女に。
    無理心中で殺されかけて親から逃げて生き残った少年と少女。
    大店の主人の独白で知ることになる家族の悩み。

    気が休まることのないおりき。

  • 2016.7.5

  • 立場茶屋おりき
    昔のエピソードを忘れてきたな

  • 第十八弾
    久しぶりに読む、作者は基本的に武家の子女は漢字名、庶民はひらかなで通しているのでどうも名が憶えにくいのは歳のせいか?
    短編四篇、いつも変わらない話だが、段々と話は進んで行っているし、新しく係わりの加わっていくのか

  • 3.5
    うーむ。印象に残ったのは園の子どもたちの行き先、について、などですね。

  • 内容紹介

    品川宿の立場茶屋おりきでは、久々に七海堂のご隠居らの三婆の宴が催された。筍の三種盛り、甘鯛の桜蒸し、蜆ご飯、柚子の葛饅頭―――と已之吉の素晴らしい料理を堪能した七海は、女将のおりきに、近所に引っ越してきた足袋屋「雀隠れ」の夫婦の隠された過去を語るのだが・・・・・。深い傷を負った者たちが愛情に満ちた「おりき」に集い、生きる希望と力を得ていく、心に染みわたる書き下ろし大人気シリーズ、待望の第十八弾。表題作他「茅花流し」「ひと夜の螢」「夕虹」の四篇収録。  7月10日~17日

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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