銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.33
  • (1)
  • (6)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 57
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438438

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界大戦相場―――
    狂介は冷静に“買い"の姿勢を続け、裏では徹底的に岩本栄之助を追い詰めていた。
    結果、全財産を注ぎ込んだ栄之助は自ら命を絶つ。
    一方で、伊藤博文が率いた奇兵隊の隊長・赤根早人は、闇の帝王・結城次郎の魔の手を阻止するべく、フロイトによる精神分析治療を受けていた。
    しかし早人の背後には伊藤を殺めたラスプーチンの影が・・・・・・・。
    激流の大正時代、“一寸先は闇"の相場世界に生き翻弄される男たちを描くシリーズ第六弾!

  • 感想は難しい。まだ物語が終わっていないということもある。一方では今まで通りの面白さが続いていると思った。もう一方では物語が間延びしているとも思った。全て完結してから読み始めたかった作品である。なんにしても次巻が楽しみだ。

  • 一冊がそれほどボリュームも無く、サクッと読めて、ほどほど面白いシリーズ。
    株式市場、近代日本の歴史と文化、または料理レシピや茶道の世界など切り口が数多い。
    ラスプーチンと闇の社会については、多少どんなものかという感はあるが、まあな〜と思うところ。

  • 相場師の話、読んでて楽しいのに、まったく人気でないねえ。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

波多野聖の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×