かぼちゃ小町 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-28 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2014年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438490
感想・レビュー・書評
-
第25弾
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の秋。日本橋は木原店にある塩梅屋では、例年通り熟柿作りを始めていた。熟柿は、菴摩羅果(マンゴー)にも似て、市中の甘党の垂涎の的であった。そんな中、塩梅屋に盗っ人が入り、熟柿が盗まれた。実は主の季蔵は北町奉行・鳥谷に仕える隠れ者なのだ・・・・・・。季蔵を待ち受けている悪党とは! ? 牡蠣と里芋の餡かけ・もみじ大根添え、南瓜の金鍔・・・・・・など、季節の美味しい料理を作りながらも、悪に敢然と立ち向かう季蔵の活躍を描く大ベストセラーシリーズ、切望の第二十五弾。
令和2年9月14日~16日 -
熟柿(ずくし)を塩梅屋が、作り始めたのだが、、、
市中では、甘党の垂涎の的で、盗人に取られてしまった。
さてさて、どうする季蔵!
蔵之介の亡き母が、残したあま干し柿の日記により、作り始めるのだが、、、、季蔵が、作るのでなく、殆どが、蔵之介に委託しているみたいであるのに、、、少し閉口。。。
10年前の南瓜小町殺人事件 南町と北町での似たような事件が、、、、
季蔵が、俄かの十手持ちに、、、
一連の悪事を暴けるのか?
瑠璃さんとの事が、、、余り出てこないのだが、良くなるだろうか?
いつまで、この状態が、続くのだろうか?と、思う。 -
かぼちゃ料理のあれこれと思いきや、冒頭でいきなり熟柿が盗まれ、季蔵の命も狙われたりしますが、前巻から続いていた事件の黒幕はひとまず解決。
盗まれた熟柿の代わりに干し柿を作ったりしますが、同心に任せきり(笑)。
すっぽん屋の娘が出てきてすっぽん料理とか、牡蠣とか、季節的にはちょうどよかったのですが、やはりあの時代でも庶民の口にはなかなか入らないようです。 -
第二五弾
料理と陰に隠れた悪をいぶりだす?
今回は前巻の事件の続き?
人の心を操る才能者の旗本 -
2015.6.1
-
季節は秋。
例年通り熟柿作りを始めていた塩梅屋に盗人が入り、熟柿が盗まれるところから話が始まる。
過去の作品に出てきた一連の事件と、熟柿盗難事件の関連性が浮上し、その黒幕を追い詰めていく話。
過去の作品の内容を覚えてないとついていけない部分があって大変だが、この巻で一旦一区切りだろう。
しかし、毎回だが、黒幕や主犯は今までの文章に出てこない新たな人なので推理ができない。 -
20150215 いつもながら話の大掛かりに比べて終わり方が安直。このシリーズは食べ物が主役なのでこれで良いのかも。
-
干し柿の世話はほとんど蔵之進がやっていたはずなのに、さも自分が作ったかのような言い方はどうなのでしょう。