- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438575
作品紹介・あらすじ
定廻り同心・寺坂の町廻りに同行した政次らは、呉服店松坂屋で不審な男女ふたり組みに遭遇した。ふたりは京下りの春物の友禅を、次々とひろげさせていた。八百亀は尾行をつけさせる…。そんな折、淀藩の納戸方が行方知れずになった。金座裏の面々は事件を追うが-。政次・八百亀・弥一が、空っ風とかかあ天下で有名な上州にも出向き、大活躍する。粋で豪奢な友禅に秘められた男と女の熱い想いを描く、大ベストセラーシリーズ切望の第二十五弾。
感想・レビュー・書評
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どこに行っても「売り出し中」と有名な若親分はすっかり自身で御用を仕切るようになり、彦四郎は安定した家族を築いているのに、亮吉の中途半端さが加速しているようで可哀想。
もうそろそろ進化させてあげて欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20150606 最後の方急に話が雑になって残念。このシリーズは比較的安定していたのに。
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鎌倉河岸捕物控<二十五の巻>~町廻りをしていて呉服屋を覗くと,十手を見てそそくさと店を出て行く,若い娘と手代風の男がいた。他の呉服屋に聞いても,ただ新物の京下りの友禅をあれこれ見ていくだけだと言う。そんな一軒の中に,名乗っていた飛騨の庄屋の娘でなく,京の友禅を扱う若狭屋の娘だという淀藩の勤番侍が存在した。話を聞きに藩邸に行くが戻っていないと言う。川沿いに歩くと彦四郎が声を掛けてきて,釣り人から,娘と侍が遡る舟に乗っていたという。知り合いの船頭から辿って,千住まで出向くと,侍の首つり死体があった。呉服屋の高麗屋の隠居の妾宅だったという。高麗屋を訪問すると,上州・藤岡の本家が潰れた若狭屋の職人を引き取って,京や加賀に負けない友禅を上州で作ろうとしているが,若狭屋の娘は京で店を復活させようとしていて,思惑は異なるらしい。職人は技術開発に余念がなく,京に用があると言って出掛けたまま,帰らない。山奥に機屋があると聞いて出掛けると,三つ巴の戦いが始まり,小屋に火が付けられた。帰ってくると,火付け騒ぎが頻発し,火付けは陽動だと,押し込みを警戒している最中,狙われたのは高麗屋だった~まだページは残っているのに…?…エピローグが長いぞ…!…と思ったら,火付けと押し込み事件の短い物語
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内容(「BOOK」データベースより)
定廻り同心・寺坂の町廻りに同行した政次らは、呉服店松坂屋で不審な男女ふたり組みに遭遇した。ふたりは京下りの春物の友禅を、次々とひろげさせていた。八百亀は尾行をつけさせる…。そんな折、淀藩の納戸方が行方知れずになった。金座裏の面々は事件を追うが―。政次・八百亀・弥一が、空っ風とかかあ天下で有名な上州にも出向き、大活躍する。粋で豪奢な友禅に秘められた男と女の熱い想いを描く、大ベストセラーシリーズ切望の第二十五弾。
3月31日~4月7日 -
第二十五弾
相変わらずの勘働きから事件を察知、上州まで出向き上州友禅に纏わる策謀を阻止、ついでに江戸での火付強盗を捕縛
京、加賀、上州と友禅の結びつきとは? -
2015.02.26.読了
もう25巻目!
すごいなあ。
友禅のことがわかりやすく説明。
政次はますます立派だし、
彦次郎は所帯を持って、すっかり落ち着いたし、
亮吉はあいかわらずだし、
いつもの金座裏。
マンネリ化してるけど、少しずつ歳を取っていっているところが、いいところかな。 -
そろそろ宗五郎を引き継ぐのかな?
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鎌倉河岸シリーズも25冊目。安定感はあるが、そろそろキャラクタも成長しきった感じになってきたが、このあと道展開させるつもりなのだろうか?話自体は可も無く不可もないというよりは、そこそこ面白かった。しかし、マンネリ感が出てしまうのはやむをえないだろう。