雪とけ柳―着物始末暦〈4〉 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.95
  • (12)
  • (30)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 142
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438742

作品紹介・あらすじ

「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった…。井筒屋の真の"狙い"とはいったい何なのか!?着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが-。着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!!大人気シリーズ、待望の第四弾!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 着物始末暦四巻。
    敵対する井筒屋の進出に一気にきな臭くなった。
    その井筒屋にお玉ばかりでなく、余一も関連しているのか?
    不穏な空気とともに今後の展開がどうなるか楽しみ。
    同時に江戸時代の着物の柄も風情があって楽しませてもらっている。

  • お玉の祖母が京の井筒屋と関わりがあったのも意外だったが、まさか余一までが…
    人と関わるのが嫌いだったはずの余一。何故か自分から井筒屋に関わって行くがどうなる事やら…

  • 面白かったです。
    余一と井筒屋、近付いてはいけないのに関わってきそうでドキドキ。
    余一と井筒屋の因縁?はこのシリーズの柱のひとつだろうなと思います。
    おみつは相変わらずで好きではないのですが、六助とお蔦と千吉のやりとりが楽しいです。綾太郎も成長したなぁ…。
    お話は「絹の毒」が好きでした。「豪華な料理や酒、金のかかる派手な遊び…そういったものには人を惑わす毒があるのさ」
    シリーズ続きも楽しみです。

  • 柳は丈夫で折れないが己の力で雪を振り払うことはできない。強さと弱さは近くの誰かと補いあえる。だから人は助けあう。雪持ち柳はそんな粋すじの人にこそふさわしい柄だな。

  • <世の中に寝るほど楽はなかりけり 浮世の馬鹿は起きて働く>w。中島要 著「雪とけ柳」、着物始末暦シリーズ№4、2015.2発行。このシリーズ、順調に進んできましたが、「井筒屋」という店の登場は物語に深みより「汚点」を植えつける気がしてなりません。今回は「中休み」のような気がしました。

  • 綾太郎の母が今まではあまりいい印象がなかったんだけど、今回読んでちょっと好きになった。

    井筒屋とのごちゃごちゃ、これからどうなるんだろう。

    2018.1.16 読了

  • 2017.07.21読了

    着物始末暦シリーズ4冊目
    お糸ちゃんの頼みなら結局きいてしまう余一くん。
    大店の若旦那の綾太郎くんもいい男だね。

  • お玉が嫁ぎました。
    いろいろありますね。
    邪魔してくる人もいて、どうなってしまうのでしょう。

  • 読み始め…16.6.30
    読み終わり…16.7.1

    着物始末歴シリーズ第4弾。

    江戸の町では正月早々京の老舗呉服問屋「井筒屋」が出店し、「引き札を五枚集めたら高価な絹のしごきが貰える」「どうやら配ったしごきの色で美人番付をしてりるらしい」と巷は噂でもちきり。ところがその裏には隠された陰謀があり......

    綾太郎をはじめ新妻となったお玉、奉公人のおみつ、お糸に余一も馴染みの登場人物がみな京から来た井筒屋に脅かされるひと騒動が起きます。

    これまでは短編での連作形式だったのに対して、今回は全編で一括りの展開だったからなのでしょうか全体が深みのあるひとつの話にまとまっていて、この先が楽しみ♪と思わせてくれる進展がありました。

    それに余一さんが丸くなってる~。
    お糸ちゃんも丸い♪
    六さんもさりげなくていいです。

  • シリーズ4作目。読んでてイラッとする回が前より減った!けど相変わらず着物や余一の仕事ぶり描写は少ないなあ。余一の謎とかは続きで、なのだろうか…。

全22件中 1 - 10件を表示

プロフィール

作家


「2018年 『なぞとき <捕物>時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島要の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
宮下 奈都
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする