雪とけ柳―着物始末暦〈4〉 (時代小説文庫)

著者 : 中島要
  • 角川春樹事務所 (2015年2月14日発売)
3.94
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  • 21レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438742

作品紹介

「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ!!」正月早々、江戸の町では開店したばかりの老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった…。井筒屋の真の"狙い"とはいったい何なのか!?着物の始末屋・余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが-。着物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する!!大人気シリーズ、待望の第四弾!!

雪とけ柳―着物始末暦〈4〉 (時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 着物始末暦四巻。
    敵対する井筒屋の進出に一気にきな臭くなった。
    その井筒屋にお玉ばかりでなく、余一も関連しているのか?
    不穏な空気とともに今後の展開がどうなるか楽しみ。
    同時に江戸時代の着物の柄も風情があって楽しませてもらっている。

  • お玉の祖母が京の井筒屋と関わりがあったのも意外だったが、まさか余一までが…
    人と関わるのが嫌いだったはずの余一。何故か自分から井筒屋に関わって行くがどうなる事やら…

  • 柳は丈夫で折れないが己の力で雪を振り払うことはできない。強さと弱さは近くの誰かと補いあえる。だから人は助けあう。雪持ち柳はそんな粋すじの人にこそふさわしい柄だな。

  • <世の中に寝るほど楽はなかりけり 浮世の馬鹿は起きて働く>w。中島要 著「雪とけ柳」、着物始末暦シリーズ№4、2015.2発行。このシリーズ、順調に進んできましたが、「井筒屋」という店の登場は物語に深みより「汚点」を植えつける気がしてなりません。今回は「中休み」のような気がしました。

  • 綾太郎の母が今まではあまりいい印象がなかったんだけど、今回読んでちょっと好きになった。

    井筒屋とのごちゃごちゃ、これからどうなるんだろう。

    2018.1.16 読了

  • 2017.07.21読了

    着物始末暦シリーズ4冊目
    お糸ちゃんの頼みなら結局きいてしまう余一くん。
    大店の若旦那の綾太郎くんもいい男だね。

  • お玉が嫁ぎました。
    いろいろありますね。
    邪魔してくる人もいて、どうなってしまうのでしょう。

  • 読み始め…16.6.30
    読み終わり…16.7.1

    着物始末歴シリーズ第4弾。

    江戸の町では正月早々京の老舗呉服問屋「井筒屋」が出店し、「引き札を五枚集めたら高価な絹のしごきが貰える」「どうやら配ったしごきの色で美人番付をしてりるらしい」と巷は噂でもちきり。ところがその裏には隠された陰謀があり......

    綾太郎をはじめ新妻となったお玉、奉公人のおみつ、お糸に余一も馴染みの登場人物がみな京から来た井筒屋に脅かされるひと騒動が起きます。

    これまでは短編での連作形式だったのに対して、今回は全編で一括りの展開だったからなのでしょうか全体が深みのあるひとつの話にまとまっていて、この先が楽しみ♪と思わせてくれる進展がありました。

    それに余一さんが丸くなってる~。
    お糸ちゃんも丸い♪
    六さんもさりげなくていいです。

  • シリーズ4作目。読んでてイラッとする回が前より減った!けど相変わらず着物や余一の仕事ぶり描写は少ないなあ。余一の謎とかは続きで、なのだろうか…。

  • 着物始末暦四 と、書かれてあるこの本を手に取ったのは、後ろのページの着物柄が、わが家の箪笥にもあったからだ。
    しかし雪持ち柳なんて柄が、あるを知ったのもこの本である。

    去年、着物を箪笥から出した時に、着物の汚れが、気になって、悉皆屋さんを調べてみた事がある。
    大阪の船場の呉服屋さんから、デパートの呉服店へ、持参したリ、関東の着物クリーニング迄宅急便で送ったりもしてみたことがあった。
    しかし、悉皆屋さん曰く、右肩についたシミを取るのに、着物をほどき、シミの部分を色抜きして、洗い、それに合わせて、色を重ねて、着物を又縫い直すと、、、、
    費用は8万円程、、、と、見積って貰ったが、袖を、一回位通したら、又、箪笥のコヤシにしてしまいそうで、、、、それに、それだけの値段を出したら、新しいのが買える時代になった。

    そんな長いわけで、この本の「着物の始末屋」余一の心意気が、私の気持ちをぴたりと、引き寄せた。
    太物を取り扱う「大隅屋」のお園の着物道楽へ傾向して行った気持ちの変化。
    又その息子の若旦那の綾太郎の商人の在り方。
    綾太郎の妻のお玉の幼馴染の桐屋の奉公人のおみつの一生独身への不安。
    一膳飯屋だるまやの娘お糸の竹の様な性格。

    物語の新装開店の「井筒屋」の引き札を五枚集めたら、絹のしごきをプレゼントと言う宣伝を真に受けた若い娘たちが、標的になる。
    それは、しごきの色で、美人の選別をしていたのだが、、、その裏の目的は、、、そして、井筒屋が、もくろむ陰謀は、、、、
    人の感情や、人を思いやる気持ちの描き方がうまいのか、あっと言う間に読んでしまった。

    四から読んでしまったが、一~三を読まないと、駄目かな?と、思ってしまった。
    でも、これからの、井筒屋の嫌がらせが、どこまでエスカレートして行くのかも気になる。。。。
    続編も楽しみ!

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