悪魔の封印: 眠る株券 (ハルキ文庫 は 11-8)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438766

作品紹介・あらすじ

ファンドマネージャーの職から退いた主人公の「私」は、ある日かつて付き合いのあったスイス人の男から、金庫に眠った日本の古い株券について調査してほしいと頼まれる。株券にはノートが添えられており、そこには一九三四年に起きた『帝人事件』と呼ばれる大疑獄事件に関わった人たちの、生々しく奇妙な"言葉"が記されていた…。財政界の重鎮を巡る贈収賄事件の暗部に迫る、超一級サスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 大正、昭和戦前までの日本の経済界の歴史が書かれて大変勉強になりました。只残念なのは終わり方が自分には分かりづらい感じがした。

  • 古い株券の謎...
    現代ビジネスとビジネスが日本で立ち上がった時代の話が交錯して面白い。
    「銭の戦争」と「メガバンク」シリーズをそのまま自で行った内容。そこにスイスの銀行が絡まって一層面白く仕上がっている。

  • 帝人事件を題材にした経済の裏側の物語。

  • 150312

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著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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