由縁の月: 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-28 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2015年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438803
作品紹介・あらすじ
師走も二十八日。立場茶屋おりきの茶屋と旅篭、彦蕎麦、あすなろ園の餅搗きの日。女将のおりきは、慌ただしさの最中、大番頭の達吉と常連客の吉野屋幸右衛門の身を案じていた。一方、幾千代は、呉服屋・京藤に幾富士を息子の世話係に譲ってくれないかと頼みこまれて、悩んでいた。親なら娘の幸せを一番に望むもの…。愛する者との出逢いと別れを、料理と心遣いが評判の「立場茶屋おりき」を舞台に描く大人気シリーズ、第二十弾。
感想・レビュー・書評
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品川宿立場茶屋おりきシリーズ20作目。最近は去る人が多くなってきました、今回もまた。年月を経るというのはそういうことなのでしょうけれど、シリーズに大きく関ってきた人物が亡くなるのは悲しいですね。巳之吉とどうにかなるってあるのかな。
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2016.7.8.
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内容(「BOOK」データベースより)
師走も二十八日。立場茶屋おりきの茶屋と旅篭、彦蕎麦、あすなろ園の餅搗きの日。女将のおりきは、慌ただしさの最中、大番頭の達吉と常連客の吉野屋幸右衛門の身を案じていた。一方、幾千代は、呉服屋・京藤に幾富士を息子の世話係に譲ってくれないかと頼みこまれて、悩んでいた。親なら娘の幸せを一番に望むもの…。愛する者との出逢いと別れを、料理と心遣いが評判の「立場茶屋おりき」を舞台に描く大人気シリーズ、第二十弾。
平成27年9月28日~29日 -
第二十弾
何故か振り返り部分が多く、半分近くを占めるのでは
後半は、親しき人々との別れが、特にとめ婆さん、そして京の吉野屋さん
一つの区切りの巻か!