秘密 (ハルキ文庫 こ 8-4 時代小説文庫 蘭学塾幻幽堂青春記)
- 角川春樹事務所 (2015年3月12日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438810
作品紹介・あらすじ
文久三年八月最後の日。三条の茶屋「葉桜屋」で新選組の沖田総司と会っていた水野八重太が蘭学塾玄遊堂に戻ると、ある塾生の家族だという若者が訪ねてきていた。何か確執があるようで、この訪問を快く思っていない様子の塾生は、口論のうえ塾を出ていってしまう。彼を捜し回る水野だったが、一日経っても行方知れず。新選組に力を貸してもらうべく、壬生へ向かった水野と秋貞の前に姿を現したのは…。芹沢、土方、沖田、永倉-新選組の面々と、個性的な蘭学塾生たちが幕末の京で躍動する、大好評シリーズ第四弾!!
感想・レビュー・書評
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蘭学塾幻幽堂「秘密」。
ここまでシリーズを読んできて、水野が同輩の面々と関わり合いながら、自分と他者が成長してゆく物語なのだ、ということに納得する。秋貞とのバディものだという期待がなかなか諦められずにいたのです。まあ、バディ感は強いですがね彼とは。相反する者同士ですから。そんな二人が互いの信頼を勝ち取っていく、というのは定番で王道の熱さ。
新撰組との関係も、物語のもう一つの柱。この先の彼らの行く末を見て、水野は何を思うのか。沖田、永倉、土方、そして芹沢鴨。
ついに芹沢粛清の時まできましたね。ここで決別になるのか、水野の行動からすると、その感じですか。京都での新撰組を見届けるのが、彼の役目なのかもしれない。
結との恋模様はあるのかどうか。朴念仁な水野だけに期待薄かなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズは好きになれない。読んでるけど。
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