閉門謹慎 鎌倉河岸捕物控(二十六の巻) (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 133
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438902

作品紹介・あらすじ

師走も半ば、金座裏では総出で大掃除を終えた後、差し入れの河豚料理に、皆で舌鼓をうっていた。その席で、八百亀は定廻り同心・寺坂毅一郎についての八丁堀での"うわさ話"を持ち出すが…。金座裏にとって家族同然の寺坂に降りかかる難儀、そしてついに殺人事件が起きる。政次たちが、「北町奉行所」にはびこる悪と戦う、大人気書き下ろしシリーズ、待望の第二十六弾!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ26作目。一人を除いて皆落ち着いてしまった感がありますが、今回は金座裏と深い付き合いの同心寺坂が騒動に巻き込まれる。秘密のはずの出世話が世に流れ、さらには賂を受け取っているという疑いまで。金座裏一同はこの嫌疑を晴らせるのか。

  • 師走中頃、江戸の町も何かとあわただしい中、鎌倉河岸の平次と家族同然の定廻り同心・寺坂毅一郎に災難が降りかかる。
    内密で、寺坂の昇進を知った輩が、貶めようと、嘘の噂を広げて、寺坂を閉門謹慎にさせるのである。

    平次たちは、北町奉行に居る魑魅魍魎達を暴き出すのだが、老中に迄及ぶことになる。
    金なえしが、水戸のご老公様の印籠と同じ役目で、平次たちは、寺坂が、閉門の間に北町奉行の悪と結託していた金貸しをも捕まえてしまう。
    事を大きくさせずに、穏便に、かつ有益に、金座裏に届いた祝儀の酒樽に米も、年末のお救い小屋で、庶民たちへと、無料配給するところが、又いい話にしている。

  • 2015.09.29.読了

  • 20150911 鉄板のシリーズ、役者が揃ってるので後は話を考えれば良いだけ。今回も結局最後まで読まされてしまった。予定調和でどれだけ引っ張れるか?次次第かも。

  • 第二十六弾
    今度の相手は老中の用人と、奉行所内部
    相手が大きくてもうまく解決?

  • 八百亀が持ち出した“うわさ話”から、北町奉行所の小田切土佐守直年奉行の命運にも関わる一大事にまで、大きくなっていく展開は面白い。

  • 鎌倉河岸シリーズ26~享保二年師走,半月後に正月を控えた大掃除の夜,八百亀が寺坂毅一郎の出世の話があるかと大親分に尋ねる。宋五郎は知らんぷりだが,直々に北町奉行・小田切に相談されていた。この話が漏れると出世の道が途絶えるかもしれない。噂の出所は八丁堀の同心の敷地で開業する医師だった。家主の無役の同心に吹き込まれたという。毅一郎は清廉潔白で知られた人物。同心から与力に上がると,五人しかいない定廻り同心になれるかも知れないのだ。しかし,縄張りの金貸しから金銭を強請っているという流言も飛ぶ。小田切は北町奉行の地位を狙っている旗本の存在や,金を強請っている同心たちに心当たりがある。敵の出方を伺うため,寺坂を役宅に軟禁し,その間に政次と宋五郎が動き回るが,事情を知っている医師が胸を一突きされて殺され,不審な動きをする同心も殺され,それを尾行していた八百亀も頭を殴られた。筆頭老中の用人に数千両の金を貸している名主が浮かび上がる…~ 何だか,話がすっきり解決して,エピローグが長すぎる

  • 大事件の割に穏やかな終わりでしたね。

  • 内容紹介

    師走も半ば、金座裏では総出で大掃除を終えた後、
    差し入れの河豚料理に、皆で舌鼓をうっていた。
    その席で、八百亀は定廻り同心・寺坂毅一郎についての
    八丁堀での〝うわさ話〟を持ち出すが……。
    金座裏にとって家族同然の寺坂に降りかかる難儀、
    そしてついに殺人事件が起きる─政次たちが、「北町奉行所」にはびこる悪と戦う、
    大人気書き下ろしシリーズ、待望の第二十六弾!

    平成27年7月24日~28日

  • せっかくの出世のチャンスを現場主義なのか断るのかい!もっとも、与力にして内部の不正を正すのが目的だったから・・・あ、達成したからいいね寺坂同心!
    閉門謹慎は金座裏の作戦です

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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