食堂つばめ(5) 食べ放題の街 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.51
  • (5)
  • (14)
  • (19)
  • (3)
  • (0)
  • 本棚登録 :119
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439022

作品紹介・あらすじ

妹が生まれて以来、家族から虐げられ、まるで使用人のような扱いをされてきた石井沙耶は、二十五歳にしてようやく実家から逃げ出し、ひとりアパートで暮らしていた。ある日、そんな沙耶のもとに、ノエと名乗る不思議な女性が現れ、「これを読んでください」と一冊のノートを手渡してきた。いったい何なの!?生と死の間の街にある「食堂つばめ」は、どんなメニューも食べ放題。スパイシーなカレーうどん、抹茶白玉あんみつ、ふっくらきつね色のホットケーキ…。心もお腹も満たされるハートフルファンタジーシリーズ第五弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • シリーズ5作目。
    短いのであっという間に読了。今までと違う始まり方で今回の主人公に何があったのか気になる展開だった。
    家族に家政婦のような扱いを受け続けてきた沙耶が痛々しく、前を向いて生きていけるようになった姿にホッとした。おまけも良かった。
    カレーうどん、食べたくなる。

  • 今回は一人の女の子のお話しのみ。

    あの街に来る人はみんな事情が色々あるんだろうけど、今回の女の子の事情はちょっと辛い感じだった。

    最後の妹の娘の話しを見て救われた。

    2017.9.15 読了

  • 今回の主人公は毒親の支配から逃げてきた沙耶。
    洗脳されて自分を見失っているから『生き返る』ことすら決められずに迷ってしまう。
    生き返った主人公が街で書いたノートを読み返して出来事をおさらいする構成でした。今までとは違う進め方で構成は面白かったです。
    話の内容は重苦しかったけれど最後はちゃんと明るく終わるので良かったです。
    そしてあとがきのあとのおまけ。これも斬新かも。

  • 2017年13冊目。

    読み終えた後、心がほっくりすることが多いこのシリーズ。
    しかし、今回は読んでいてちょっとつらかった。
    こんな、娘を小間使いのように扱うひどい家族、実際にいるのかしら。
    知らない私は幸せ者……

    本編、あとがき、おまけのショートストーリーという構成。
    おまけを読んで安堵。

    カレーうどんとホットケーキが食べたくなりました( ̄ー ̄)

  • おまけが斬新なトコ突いたなぁ。と。

  • 短編では無く長い話で、楽しく読みました。
    軽いタッチで気軽に読める優しい物語。

  • 主人公の沙耶みたいな酷い境遇はなかなかないだろうけど、大浪さんみたいなのは、実際のところ多いんだろうなぁ。うちの母の友人にもそんな男性がいるそうだし。
    自分が不幸だと認めたくないっていうのは、ありそうだよね。認めたら、きっと心が折れちゃうんだと思う。
    でも、この間の街では、みんな感情が表に出やすくて、というか感情という存在しかないからかもしれないけど、いろんなものを吐き出せていいのかもしれない。
    ここに来られた人は、不幸な中でも、ほんとまだついてる人なんだろうなぁ。
    いわゆる毒になる親、というやつですが、この人たちは自分を全く客観視出来ないのでしょうね。そして、子供にもそうなるように洗脳する。
    客観視できたら、この状況おかしくない?と分かるはずですから。でも、おかしな精神状態の人は、まず客観視できなくなってる。
    指摘してくれた美苗さんがいて、ほんとよかった。
    沙耶は、きっとこれからもっと悩むと思う。私が結婚しても、大丈夫だろうか。暴力の連鎖を起こさないだろうか。あんな親みたいにならないだろうか、と。
    家族は、閉鎖的な最も小さいコミュニティーです。おかしくなるのは、本当はとても簡単で、実は誰にだってその可能性はある。沙耶だけじゃない。
    でも、彼女には、少しずつ広がり始めた友人関係がある。本音で話せる友人が、増えてきて、本当に良かった。幸せになってほしいなと思います。

  • 自分の思いを殺しながらいきることの切なさを感じました。
    自分らしく生きることの大切さ、大変さをおもいました。

  • あとがきにおまけのショートショート「帰ってきたよ」が収録されている。こういう遊び心が楽しく、嬉しい。

  • 本当に…何というタイトル!

    今までのシリーズとはちょっと違う仕掛けがあります。
    家族、親という物について考えさせる。
    実は、最近そういう作品多いんです。
    読者の興味の対象が、家族なんでしょうか。
    人間関係に悩むお話はたくさん有ります。
    家族は、一番近しい“他人”であるかも知れません。
    その家族と上手くいかない…
    悩みは尽きないと思います。

全15件中 1 - 10件を表示

矢崎存美の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

食堂つばめ(5) 食べ放題の街 (ハルキ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする