BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 219
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439176

感想・レビュー・書評

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  • 四十九日のレシピが、面白かったので、この作者の本を読み始めています。
    私の好きな食べ物の本ということもあり、とてもよい感じですね。
    こんなお店があったら、たぶん、毎日行くと思う。休みの日は、昼も行くと思う…
    近くに素敵な食べ物やさんができるのが、願いですが、なかなかできないんですよね…。

  • 2018.6月。
    いいねえ。こんなバーとバールが近所にあったらいいねえ。おいしいごはんとお酒があって、居心地がよくて。

  • 20180604 読破
    初作家さんの小説。すらすら読み ほっこり系
    このシリーズは読み続けようかなと。
    ・スープの時間
    ・父の手土産
    ・幸せのカレーライス
    ・ボンボンショコラの唄

  • どの話も、最後には前向きになれる終わり方。料理の描写は短いけど、どれもとても美味しそう。モーニングの鮭も美味しそうだしエビフライカレーも美味しそうだし自家製ジンジャエールも飲みたいし…あぁ、BAR追分に通いたい!

  • 四日市で育った人が書いた。白楊を愛してたとのこと。
    そして、新宿の横丁が舞台。
    それだけで親近感と興味を持って読んだ。

    いい人しかでてこないから、
    とても安心して読めた。

    食べ物で元気になる、ってことがどんなにすばらしいか、じわじわ伝わってきて
    会社帰りに夕飯を考える原動力になった。

    続編も、四十九日のレシピも読みたくなった。

  • とある読書ブログで発見した本。ちょっぴり切なくて、美味しくて温かい大人のメルヘン。舞台が伊勢丹そばなのも親近感☆ おすすめです(^-^)

  • 新宿三丁目交差点近く、かつて新宿追分と呼ばれた町の奥にその店はある。
    猫に導かれてたどり着いたそこは、道が左右に分かれる場所、まさに追分だ。
    昼は笑顔のかわいい女店主、夜は渋いバーテンダーがもてなしてくれる、二つの顔を持つ『BAR追分』へようこそ…!

    本作が一作目、続編も二冊出ているようです。登場人物が多いので掘り下げていけば
    たくさんの物語がありそうだと期待させてくれます。
    美味しそうな食べ物が出てくるので ちょっとした飯テロですね。いつもおざなりに作っていたけど、もっと丁寧に、もう一品。
    料理に対するモチベーションが少し上がりました。

  • てぃーぬおススメ本。読んでほのぼのとする本。
    2年前までは新宿に勤めていたため、ねこみち横丁ってあの辺かな?などと想像しながら読むのも楽しかった。
    実際にこんなBARがあると良いのに。
    どの話もほんとに良い話。
    父の手土産はやっぱり涙がでるかな。
    なんかほんとにほんわかとして読後感の良い本でした。

  • 2018.3.31(土)読了 13
    伊吹さんのお話は
    いつも優しくて
    普通えっ?て思うような事も
    すんなり気持ちに優しく入ってくる。
    あったかいスープみたいに
    じわーーーーって。
    .
    昼間はバールで、夜はバー。
    ねこみち横丁という路地の奥に
    その店はある。
    昼間の桃ちゃんが可愛くて可愛くて。
    どうしたらこんな素直な可愛い子になれるのだろう。
    ウドウさんといい感じになるのかな
    どうなのかな。
    とりあえず私も、カレーライスに温玉を乗せて食べてみようと思う。
    .
    次は第二弾。読みます。

  • 連作短編4編
    なかなか面白そうなねこみち横丁.美味しそうなカレーやサンドイッチ,お酒のうんちくなど,ストーリーよりそちらの方が気になるくらい.そして極め付けは地下のお風呂.

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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