BAR追分 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 737
レビュー : 141
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439176

感想・レビュー・書評

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  • 新宿のどこかにあるねこみち商店街の奥の奥にあるBAR追分。
    昼間はバールで夜はBAR。
    美味しいごはんとお酒とそこに集まる温かい人々…
    ああ、行ってみたい!なんて魅力的なお店!
    一つ一つの場面が鮮やかに思い浮かんではお腹が減る。
    読み終わるのが寂しくて一口一口噛みしめるように味わった。
    心から癒されて、自分だけじゃなくて、ちょっと浮かない顔した人にも押し付けちゃいたくなる作品。
    大人のポテサラに、すごくいい玉ねぎで生姜焼き、お酒の前には温かいコンソメスープ…
    こんな素敵なお店が家の近くにあったら通いつめちゃうなあ。
    こういうフラリと入っては通いつめたくなる行きつけのバールを見つけてみたい。

  • ストーリーそのものはそんなに好みってわけでもないけど、食べ物が美味しそう。この店に行ってみたくなる。

  • これから色々なことが始まるよ

    と言う雰囲気の文庫本
    女性らしい視点での描写での人間模様
    どうやら、続きがあるようなので、そちらも気になるところ。


    香菜里屋シリーズや、東京バンドワゴンのようになったら楽しそう

  • 路地の置くにたたずむBAR追分。昼は「バール追分」で
    コーヒーや定食を、夜は「バー追分」で本格的な
    カクテルや魅惑的なおつまみを。人生の分岐点で、
    人々が立ち止まる場所「BAR追分」、いよいよオープン。

  • ようやく手にした時には、文庫のカラーカバーが変わってた。ルビイが温玉のせ牛スジカレーを見つめてる方が良かったなぁ。
    まだまだ横丁の人達のクローズアップがありそうなので、続きが楽しみです。料理も何気に美味しそうだけど、お酒の話も増やして欲しい。行ってみたいお店です。

  • 図書館で。
    一つのお話の合間合間に語り手が変わるので最初は違和感がありました。コイツ誰だ?みたいな感じで。主人公は二階だか三階だかに居候することになった彼一人だけでいいじゃない?とか思ったり。
    彼が取材で色々な人にヘタなりにレポートしてまとめた文章を発表するとかそう言う形にした方がお話の形式としてはすっきりしそう。

    とりあえずヤドカリカフェの彼女が良い子過ぎて反対に胡散臭い(笑)こんな親切なのって何か反対に見返りを要求されるんじゃなかろうかとビクビクしてしまう(笑)だって新宿だぜ?(笑)結婚前の女性の話はなんだかイライラしている女性だなぁとちょっと結婚大丈夫?とか思いました。彼女の何を見て良いお嬢さんだ、なんてあの煎餅屋は言ったのやら。社交辞令、か。まあ、そうだろうな~

    それにしてもBarで(昼食だけど)出すメニューがカツカレーとかハンバーグサンドとか生姜焼きって… ピンチョス?も魚肉ソーセージとか…なんかバールってよりは食堂って感じだなぁ。なんか男性受けは良さそうだけどカクテルには合いそうにない雰囲気だなぁ…

  • バールで出会った人たちの話なので食べ物やお酒などが出てきて読んでいるとお腹がすきます。牛すじカレー温玉のせにサンドウィッチなどどれもおいしそう。やっぱりカレーのトッピングの王様はカツ。あとはチーズ。宇藤やバール追分の桃子にねこみち横丁の人々はまだまだお話がありそう。分かれ道という意味を持つ街でこれから何が起こるのか楽しみ。続編のオムライスもおいしそうだし期待してます。

  • 出る食事がどれも美味しそう!
    結構前に話題となっていた本作。こんな作品をスルーしていたなんて!!
    人々が暖かくて優しくて読んでいて心地が良い。
    こんなBARが近くにあったのならと思わずにはいられない。

  • BAR追分#1

  • 「ねこみち横丁」の地域猫・デビィに誘われて扉を開けると、そこはBAR追分。昼は「バール追分」で空っぽのお腹と心を満たし、夜は「バー追分」で渇いたのどと心をうるおすことのできる店だ。横丁のホームページの作成を頼まれた縁で、ひょんなことから横丁の管理人を引き受けることになった宇藤。脚本家を目指しつつも、うだつのあがらない自分のこれからを迷いながらバーの片隅で脚本を書く日々のなか、横丁の人々と触れ合っていく。

    バーの話というよりは横丁の話だったけれど。特別なことはなに一つ起きていないけれど、ただそこにあるだけで安心してしまうような横丁の日々の話。まあ何もかもこれから、一冊丸ごとプロローグのようだった。宇藤くんと桃子ちゃんの今後もきになるところ。

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著者プロフィール

伊吹有喜(いぶき・ゆき)
1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。

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