高階杞一詩集 (ハルキ文庫 た)

著者 : 高階杞一
  • 角川春樹事務所 (2015年8月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439312

高階杞一詩集 (ハルキ文庫 た)の感想・レビュー・書評

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  • この本の中の詩をひとつご紹介。

    4歳直前で逝ってしまった息子。
    「ぼくは早く家に帰りたい。時間の川をさかのぼって
    あの日よりもっと前までさかのぼってもう一度扉をあけるところからやりなおしたい」

    珠玉の大切な言葉たち。

  • 絵本のような。
    谷川俊太郎的でもあるが、よりウェット。
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    「家には誰もいなかった/タンスにも/屑籠にも冷蔵庫にも/いなかった/ただ/いなかった だけがいて/迎えてくれる//おかえりなさい/ぼくは黙って服を脱ぐ//それから/小さなテーブルに向き合って/ぼくと/いなかったとの/食事が始まる」(家には誰も)
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    「二日に一度/この部屋で キリンの洗濯をする/キリンは首が長いので/隠しても/ついつい窓からはみでてしまう」(キリンの洗濯)
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    「ムカデは/空を見ながら呟いた//みんなとお友達になれたらな・・・」

  • 高階先生はご病気でまだ3歳だったお子さんを亡くしてる方なんですよね・・・。
    センチメンタルとユーモアが絶妙に絡み合った詩が多くて、「春の食卓」「春ing」とかすきです。
    わりと四季の春を多く取り上げてたな。
    『桃の花』収録だった詩は全部面白かった!

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