働かないの―れんげ荘物語 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 493
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439374

感想・レビュー・書評

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  • すごく平和なお話。
    平和だけど、生活の中で多分すごく大きな「仕事」をせずに暮らすことで(人に迷惑はかけていない)、仕事をせずに暮らしていくことの意味、みたいなものを書いている気がする。きっと仕事の中に自分の存在意義なんかを認めている人って多いと思うけれど、その「仕事」をしないってどういうことか、みたいな…。働くことができるのに働かない、って周りからの視線はもちろん、自分も落ち着かないと思うけれど、それを受け止めて生活するってどういうことなのかなあ。

  • 前作は2度読んで、1度目は星三つ。2度目は星四つ。するする読めて・・・いいなぁ、こんな生活も。

  • 「れんげ荘」の続編です。れんげ荘に住み始めて早3年。キョウコさんもずいぶん無職生活にもなじんできます。変な焦りもなくなり、大きな出来事を経験(その描写はさらっとしてますが)し、同じ屋根の下で住むクマガイさんや新しく入居してきたチユキさん、友人のマユさんやそのママ友であるサトコさんとの交流でさらに新しい価値観を得ることになる。
    彼女は気負っていなくて、いろんな経験をして達観している部分もあり、このままでいいのかと常に考えすぎてしまう部分もあったり・・・
    いろいろ考えてしまう年代だからこそ、焦るし、よけいに迷い込んでしまうけど、そのたびに色んなヒントを周囲の人からもらえている。
    自分もこういう生き方をしてみたいなと思う。
    ※群さん自身もお母様との関係をエッセイなどでも書いているが、いろいろと思うところもあるんだろうな・・・とこのシリーズの描写を見ていて思う。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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