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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439381
作品紹介・あらすじ
天保六年十一月十五日、土佐城下の坂本家では、一貫の目方があって、背中まで金色の毛がびっしり生えた男児が誕生した。龍馬と名付けられたその子は、両親や姉など周りの人びとの深い愛情を受け、たくましく育っていった。そして弘化二年、十一歳の龍馬を、母・幸は、「鯨組に世話になりなさい」と一人、旅に出したのだった……。一方、土佐の山里では、二年半遅れで生まれた中岡慎太郎が大庄屋の跡とりとしてふさわしい少年に成長していた。土佐出身の著者が渾身の力をこめて描く、「龍馬伝」の幕開け、遂に文庫化。
感想・レビュー・書評
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土佐出身の著者が「龍馬伝」の幕開けを描く。竜馬と中岡慎太郎の出会いが妙。
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うーん
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龍馬が誕生する前から、物語は始まる。中岡慎太郎の誕生も描かれている。
幼少時代に二人が出会っているエピソードは面白いと思った。
才谷屋主人の姿や、鯨組のエピソードが描かれている。
”龍馬の幼少”と言うと、洟垂れな、泣き虫なイメージが強いが、
"山本版"龍馬は、幼少とはいえ、とてもしっかりした姿として描かれている。
この「少年篇」では、母親・幸が亡くなるまでが描かれている。 -
おなじみ龍馬の山本一力版。
主人公の成長のみならず、お仕事小説としても楽しめる。
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