幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.15
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本棚登録 : 481
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439442

感想・レビュー・書評

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  • 本屋大賞ということで読んだ。面白かったけど中身がある本という感じは受けなかった

  • む〜ん...(- -
    何というか、正直な第一印象は「浅い」。

    就活に失敗した成年が、
    某大型書店をふらついている内に、
    不思議な扉を見つけて、入ってみるとそこは
    自称「魔法使い」が経営する古書店兼喫茶店という、
    まぁありがちではあるが「面白くもなり得る」設定。

    が、全体を通して主人公の魅力も感じられず、
    そのため魔法使いとの関係性も説得力が無く。
    随所に「蘊蓄的なこと」も出てくるが、
    多くが「そんなんわしでも知っとるわ」的なもので、
    あまり「蘊蓄くさく感じない」(- -

    魔法使いの「仲間」が登場するも、扱いがハンパ。
    そこから何か広がるわけでもなく、
    つまらんダジャレに大受けして去って行くなど、
    登場人物みんな魅力を感じられない(- -

    なんか...「練れてないなぁ」という感想。
    正直、どこを楽しめば良いのか分からんかった(- -;

  • 大好きな街、本好きの聖地、神保町が舞台。
    文体は非常に読みやすく、ページ数も多くないので、さらさらと読めました。

    職を失ってしまった青年・司が、神保町で不思議な古書店『止まり木』を経営する店主・亜門と出会い、そこで働くと言う話です。

    本を読むときには、お供に甘味と飲み物が欲しいタイプの人には、ぜひおすすめします。
    読書と喫茶って親和性高いですよね。

    作中出てくる古書店『止まり木』は、喫茶店も兼ねた古書店であり、作中にもちょくちょく、色んな種類の珈琲や、ケーキなどの甘味が出てきます。
    ぎっしりと詰まった高い本棚に囲まれ、一杯の薫り高い珈琲を味わう…。うわぁ、本当にこんな古書店あるなら超行きてえ。

    舞台のせいもあるかもしれませんが、全体的にどことなくレトロな空気の漂う作風です。この作品で珈琲を語るときは、『コーヒー』ではなく、『珈琲』と記述されなければならない。

    もし仮に、あなたが神保町に行ったことがあり、あの場所漂う、古書の香りが好きだとするなら、どうか一度、手にとっていただきたい。

  • 神保町の情景が思い浮かぶ古書店好きには心地良い本でした。
    亜門と司のやり取りも微笑ましいです。
    本に登場する砂男に興味を持ち買ってしまいました。

  • 会社が倒産して無職となったところに、珈琲を出す古書店『とまり木』に巡り合い働く事になった主人公・司が遭遇する不思議な物語。“飛ぶ教室”“砂男”“オペラ座の怪人”をモチーフにした3話はそれぞれ小ぶりながらも心温まる話で良かったです。突っ込みどころは、このままそこで働いていても収入は得られないんじゃ^^;?そしてコバルトって派手な割りに登場する意味あるのかな^^;?ってとこ。

  • 他の作品でも出てきていたエピソードがあって、またかと思ってしまった。
    亜門の秘密が早速明かされたけれど、他のもいろいろありそうで気になる。

  • 神保町・三省堂書店が舞台の作品。

    大好きな神保町に、珈琲にまつわる話など読んでて心地良い。
    できれば短編よりも、話全体をもう少し掘り下げてストーリー展開してほしい。司の白紙の本は、今後どのように付け加えられていくのかとても楽しみだ。

  • 話の設定は嫌いじゃなかったのですが、キャラ設定やたまに言葉のチョイスが馴染めず…いや、全然違うんですけども、なぜか、どこか、BL臭がするというか…
    最初諦めそうになりましたが、読んで損はなかったのかなと。

  • 神保町で大学生活を送っていたもので、古書店街やら山の上ホテルやらが出てきて、感慨深く読みました。
    大卒後に入った会社が潰れて無職となった主人公の司。
    神保町の巨大書店内をふらふらしていると不思議な扉を見つけた。入ってみるとそこは古書で溢れた喫茶店『止まり木』。店の主は司より年上の落ち着いたたたずまいの男性で、「亜門」と名乗った。彼は魔法が使えるという。
    亜門は司の人生が書かれた本をその場で出して見せたが、そこには何も書かれていなかった。
    そうこうするうちに高校生の男女が迷い込んできた。女の子の方が大切な本をなくしてしまったという。
    亜門は高校生の話を聞いて本の有りかを突き止め、二人の間にあった問題を解決する。
    司は亜門の店で働き出した。
    しばらくして「止まり木」が間借りしている大型書店に幽霊が出るという噂を聞く。そして司も奇妙なものを見てしまう。
    亜門の力や謎解きで幽霊騒ぎは収まったものの、司は亜門の正体が気になる。
    実は彼の正体は悪魔だった。
    そして亜門には悲しい過去があった。

    正直なところ、私はこういう(男性同士の)展開が嫌いじゃないので大変良かったです。ええ。

  • 会社が倒産し、突如無職に。
    資格の本を、と思ってよった本屋には友人と
    不思議な空間が存在していた。

    連続短編で、果たして店主の正体は?! ですが
    場所が場所なだけに、珈琲と本の話がすごい。
    うっかり飲みながら読みたい、と思ってしまう状態です。
    1冊で2度美味しい、という状態ですが
    彼の人生本の『白紙』も気になります。

    しかし本屋で再開した友人は、よくも信じたものです。
    主人公の人柄の問題なのか、友人の心の広さなのか。

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著者プロフィール

蒼月海里(あおつき かいり)
宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育つ。日本大学理工学部卒業、元書店員。『幽落町おばけ駄菓子屋』でデビューし、以降シリーズ化された。そのほかの代表作に、『幻想古書店で珈琲を』『深海カフェ海底二万哩』『夜と会う。』などがある。

「2018年 『華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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