錦の松 着物始末暦(六) (時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439824

感想・レビュー・書評

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  • 好きと大切の狭間で身動きが取れなくなる、おみつ、糸、余一。
    相手を大切に思うが故に、自分の好きに蓋をしようとする。

    糸のお父さんに自分の気持ちを伝える言葉一つ一つに胸が締め付けられた。

  • 着物の始末屋第6弾
    今回はぐぐっと物語が動いた。
    余一の出生の秘密も明らかになり、お糸ちゃんがそれを真っ直ぐな心根で余一と向かいあい、硬く硬く結ばった心をとき解く。
    本当に良かった。本当に良かった。
    おみつだってきっと大丈夫なはず。綾太郎だってきっと。
    今までになく読後爽やか。読み終えたばかりなのに早く次が読みたい。

  • 中島要さんの着物始末屋シリーズ№6「錦の松」、2016.2発行です。<恋し恋しと鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす>赤い闇、なかぬ蛍、錦の松、糸の先 の4話。井筒屋の嫌がらせ(悪だくみ)で読後の爽やかさが失われるのではと危惧しましたが、どうやらお糸に対する余一の優柔不断さにピリオドが打たれ、今後の展開が楽しみになりました。それにしても6巻まで、やきもきしどうしでした。

  • お糸と余一、とりあえず丸く収まったのかな?

    おみつの気持ちを考えるとちょっと切ないけどね。

    綾太郎とお玉はどうなるのかな?

    2018.1.17 読了

  • 2017.07.22読了

    前半はお玉ちゃんのお姑さんの可愛らしさに癒されていたのですが、後半にいくにつれ、うーん、どうなるんだろう。心配がたくさん。
    井筒屋さんはこの後どう出るのか。
    余一くんと井筒屋の関係ほ次巻に持ち越しだね。

  • 着物始末歴シリーズも6作目。
    「錦の松」では新展開を見せてくれました。
    それも待ち望んでいた嬉しい方向へ~♪

    余一さんもようやくお糸ちゃんをはじめ、廻りの人たちの気持ちに
    正直になってくれたようです。嬉しくもなってほっと一安心です。

    だけど...だけどね。少~し言わせてもらえば、余一さんがこれまで
    拒んできた訳というのが、それほどでもない事のように思えてならないのです。
    これまであんなに突っ撥ねてきたのに、それがあまりにも冷たすぎていたから
    きっともっと深くてどうにもならない事情があるんだなと思ってました。
    なのにそれがそれだけの事だったの?って....。それならもっと早くに
    聞かせてくれていたならこんなに引っ張られなくとも(笑)
    早々に円満解決していたでしょうに...と思ってしまいました。

    こちらの深読みのし過ぎだったのかな..。
    とはいえ、やっぱりちょっともの足りない感じです。
    だからきっとまだ何かある。と思っています。
    井筒屋はどこに行ってしまったの???

    ともあれよかったよかった♪
    お糸ちゃんよく頑張った!
    達平ちゃんにも感謝感謝。^^

    礼次郎さんからの依頼の振袖を買い戻したおっかさんにあっぱれ。
    もう一度敷居を跨ぐチャンスをくれたおとっつぁんにうるうるです。

  • 着物始末暦六巻
    今回は着物始末からちょっと離れて、血の繋がりや縁に趣きがあった。
    そしてとうとう余一とお糸の思いが通じ合う。
    何が大事なのか教えられる事も多々。
    この後2人でどう乗り越えて行くのか楽しみ。

  • 遂に、お糸の恋が実る!
    人に歴史あり。
    いろいろあっても、添い遂げて欲しい。

  • 4話からなる

    「なかぬ蛍」は、玉泉堂の裕福な主人が、火事で飛び出した時に、擦り切れた継ぎの当たった寝間着を来ていたことに発する。
    それは、先妻の縫った寝間着であることがわかり、呉服の太物屋の大隅屋の女将お園とと、若女将のお玉が、和裁が、できないのに、主人の為に競って縫うのである。
    呉服屋なのに、裁縫ができない設定って、、、、と、思っていたが、今、針を持たない女性が多いと知ってびっくりした。

    「糸の先」で、百徳という、着物のことを知った。
    戦争の時に、千人針と言って千人に玉結びをしてもらうとの話を聞いたことがあるが、百枚の布地から、着物を作るのは、愛情をこめた子供への母親の情愛であろう。

    しかし、与一の優柔不断な行動に、イライラ。。。

    最後の礼次郎の母、節の心意気が、なんとも、江戸っ子らしくて、すっきりした。

  • じれったいわ!やっとや!

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