錦の松 着物始末暦(六) (ハルキ文庫 な 10-6 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2016年2月12日発売)
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感想 : 27件
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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439824
感想・レビュー・書評
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好きと大切の狭間で身動きが取れなくなる、おみつ、糸、余一。
相手を大切に思うが故に、自分の好きに蓋をしようとする。
糸のお父さんに自分の気持ちを伝える言葉一つ一つに胸が締め付けられた。 -
202104~5/全10巻まとめて。着物始末職人と彼をとりまく人々との物語。良く言えば人間らしいんだけど、性格の嫌な部分が目につきすぎて登場人物達があまり好きになれなかったのと、恋愛話ターンにあまり魅力を感じずハマるまではいかなかった。奉公人おみつが一番苦手。六助の特殊能力設定も必要に思えなかった。話によってメインになる登場人物が変わるタイプの短編なので、別話・別視点だけど同じエピソードが再三出てきたり、時系列でみるとわかりにくい時も。とはいえ、巻を重ねるごとにキャラ達への多少の愛着もわき笑、若旦那綾太郎達の成長もみてとれ、全巻面白く読めた。巻末に着物柄説明が入っている趣向も良い。
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着物始末歴 六
赤い闇
なかぬ蛍
錦の松
糸の先
付録 主な着物柄