- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439848
作品紹介・あらすじ
本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』。自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門に誘われ、名取司はひょんなことからその古書店で働くことになった。ある日、司が店番をしていると亜門の友人コバルトがやって来た。司の力を借りたいと、強引に「お茶会」が開催されるコバルトの庭園へと連れて行かれてしまう-(「第二話ツカサ・イン・ワンダーガーデン」より)。本と人で紡がれた、心がホッとする物語。待望のシリーズ第二弾。
感想・レビュー・書評
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前作からもう一声何か足らない…と思い、続きを読むか悩みながらも二作目読了。
この軽さがこの作品の特徴なんだと思ったらありな気がしてきた。相変わらず主人公の一人称が気になる。何かの伏線?と思うのは考えすぎか… -
「司、亜門との関係に悩む」
勘違いし突き進んだ末に。
確かに甘いばかりでは良い部下は育たないかもしれないが、常に怒ってばかりも良くないだろうな。
言葉一つの捉え方は人それぞれだが、普段の行いから連想する事も多いだろうから人柄を大切にしなくちゃな。
「公共の場の珈琲」
男三人で飲みに行った先。
自分達が通う大学と違う大学の敷地に踏み入る事など、中々無いから最初は凄く緊張しそうだな。
「ツカサ・イン・ワンダーガーデン」
突然現れた彼に連れられのは。
流石といえばそれまでだが、ウサギが全てパイになっているというのは捉え方によっては少しグロテスクかもしれないな。
本質とは何なのかと問われれば上手く答えれる事もあるかもしれないが、それが本当に求める答えなのかは別の話の場合もあるもんな。
「それぞれの珈琲」
雨宿りに来たはずが天井から。
異空間にあるからこそ現実とは全く干渉しないのかと思いきや、まさかこんな部分がリンクするとは驚きだな。
「司、亜門と将来を考える」
成長の兆しに気付かず悩み。
自分が何かを作りあげる人物である時、当たり前だが白紙から世界を作るのだが何処か納得のいかない作品が出来てしまう事なんて割とあるのかもしれないな。
アプローチの仕方が微妙だったせいか、彼にとってはストレスの一つになってしまったようだが母親が遺した一冊は彼にとって新しい世界の扉になったのだろうな。 -
亜門にとって司は父性を感じる存在なのか、ペットのような愛玩動物なのかどっちだ。
亜門もコバルトも誰もが知ってる存在、しかもコバルトは自信が有名であることを不名誉と思っている・・・
正体はいったい何なのか。
この手のことに詳しい人はすでに検討がついているのかな?
亜門の笑いのツボ、コバルトの怒りのスイッチ・・
悪魔と人間ではやっぱりどこかずれるんだなあ・・。
近付きそうでなかなか近づけない距離感がもどかしい -
司が「私」を使うのが違和感。「僕」のほうがしっくりくるんだけど…。お茶会のゲストは引っ張りすぎでしょう。
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再読2回目。
今のわたしにはちょうど良い、ゆるい読書にピッタリ。登場人物がみんな魅力的、というか、いい感じ。 -
内容(「BOOK」データベースより)
本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』。自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門に誘われ、名取司はひょんなことからその古書店で働くことになった。ある日、司が店番をしていると亜門の友人コバルトがやって来た。司の力を借りたいと、強引に「お茶会」が開催されるコバルトの庭園へと連れて行かれてしまう―(「第二話ツカサ・イン・ワンダーガーデン」より)。本と人で紡がれた、心がホッとする物語。待望のシリーズ第二弾。
令和5年5月23日~25日 -
良くわからなかった。