吉原詣で 鎌倉河岸捕物控(二十八の巻) (ハルキ文庫 さ 8-48 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 28の巻)
- 角川春樹事務所 (2016年4月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439930
感想・レビュー・書評
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タイトルになっている吉原詣での部分が意外とあっさりしていて少し物足りない。
後半の大捕物では、奉行直々の臨場と大袈裟に周りが持て囃すものの、実際には殆ど何もしていないのが滑稽でした。まあ、言ってみれば昔の法務大臣か警察庁長官でしょうから、いつの時代も同じということか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二十八弾
鎌倉河岸の隠居連が吉原へ、そこで気になる人物が?
そして、それとは別に浪人の辻強盗が
どちらにも犯罪に手を染める背景が、
娘が行方不明になる事件、そして次に起こる事件
時代物は都合よく進まないと! -
金座裏の親分もまだまだ現役、若親分には負けてない格好良さ。
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内容紹介
鎌倉河岸の八重桜が花を咲かせた二月、金座裏の親分・宗五郎と番頭格の八百亀、酒問屋豊島屋の隠居・清蔵、
呉服屋松坂屋の隠居・松六の四人が、吉原の三浦屋へ登楼した。
宗五郎の新内節『明烏夢泡雪』まで飛び出し、楽しい宵を過ごした帰り途、偶然浪人の強盗に出くわした……。
金座裏と北町奉行所定廻り同心の寺坂らが、己の務めを果たすため、命を賭ける。
大ベストセラーシリーズ、待望の第二十八弾。
平成28年5月23日~25日 -
金座裏の日常程度の情景から、大きな勢力になりそうな勢力の一斉捕縛まで一気に読ませてくれます
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