引っ越し大名三千里 (ハルキ文庫 と 6-2 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440011

感想・レビュー・書評

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  • 主人公のキャラが立っていて面白かった!

  • 図書室に引きこもってばかりいて「かたつむり」と揶揄されていた主人公。
    そんな彼は、ある日損な役回りである「引越し奉公」を押し付けられる。
    あらゆる困難が待ち受けるも、本の知識で乗り越えていくストーリー。

    藩の家臣って大名と一緒に引っ越しするんだなーとか、江戸にずっと残る家臣もいるんだなーとか、読みながら江戸の生活が擬似体験できて楽しめました。
    ストーリーとしては王道であまり驚きはありませんでしたが、生き生きとした登場人物が盛り上げてくれて中だるみなく一気に読めました。

  • 面白かった。

    映画が観たかった…

  • 読みやすかったです。
    映画は観ていませんが星野源さんピッタリなのではと思います☺︎

  • 映画が気になっているので原作を読んでみた。
    金策に奔走するだけでなく、城を明け渡したり幕府の役人とやり取りしたり、国替えに伴ういろんな手続きが興味深い。全体的に軽い感じもするけど、そのぶんサクサク話が進む。登場人物も良い人が多いので安心して読める。
    しかし生涯に7回も国替えになった大名がいたなんて知らなかった。こういう人にスポットを当てるのは面白い。

  • 松平直矩は実在の殿様で本文中の説明にあるように
    結城秀康の孫で生涯5回の国替えを命じられた
    石高は増えるが天風借金も増える地獄絵図を小説化
    ちなみに大名通信簿『土芥寇讎記』に少し美少年が
    好きとワザワザ書いてあるが普通のお殿様(´・ω・`)

  • どハマりしました。

  • 図書館で。
    藩を挙げての引っ越しかぁ…まぁ、そうなるよな。確かに。史実として7回だか8回動かされた大名… 正直、家臣に同情するなぁ。

    という訳でお荷物と思われていた主人公が大抜擢を転機に奮闘する過程がテンポよく描かれていて面白い。実際にはもっと大変だったんだろうなぁとは思うのだけれども。いや、今の時代でも引っ越しは大変なんだから、会社が社員ともども全員違う地に引っ越すのと同じ…と考えるとすごい事だなと思います、うん。

  • 時代小説でありながら、人の描き方は今風。そこが軽く見えてしまう。

  • 世の中には運の悪い人もいるのね

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。2011年「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞を受賞し、同名映画は第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。さらに同名の小説で作家デビューを果たす。他の著書に『幕末まらそん侍』『超高速!参勤交代 リターンズ』『引っ越し大名三千里』『スマイリング』『チャップリン暗殺指令』など。

「2022年 『決戦!賤ヶ岳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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