ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿 (ハルキ文庫 な 14-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 330
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440028

感想・レビュー・書評

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  • ランチ刑事の事件簿とあるので警察ミステリーのようなものかというとちょっと趣が違うかな⁉️
    事件を刑事が解決するのだが、エンターテイメント性が高いですね⁉️コージーミステリーですね

  • 警察署の地下にある絶対味覚の持ち主である古着屋がシェフを務める「ティファニー」を舞台とした刑事もの。ライトなノリで楽しんで読める一冊ではあるのですが、2章のテーマはちょっと重めです。
    主役コンビの2人よりミステリアスな存在感を醸し出している古着屋のほうがキャラ的にはおもしろいですね。逆に主人公コンビのほうはちょっとあっけらかんとしすぎているせいか、あまり魅力を感じませんでした。
    ストーリーとしては刑事ものということで、起こった事件ははっきりしていますし、犯人らしき人物も浮かび上がってきますので、ミステリーほどのタネや仕掛けはありません(3章も読んでる途中で犯人わかってしまいましたし…)。ただ、古着屋の作る料理が事件を解決に導くのに一役買う、という少々異色の展開が興味深いといえます。
    続編もあるようですので、そちらも読んでみようかと思います。それにしてもこの作品、古着屋視点の作品のほうがおもしろいのでは、と思ってしまいます。古着屋はまだ謎のキャラですが、その醸し出す雰囲気はどこか欠落したものを抱えているように見えるんですよね。作品の主人公はなにか欠落したところがあるほうが面白みが増すという定石もありますし、●●シェフの事件簿、的な推理小説にリメイクするのはどうでしょうか。

  • どこかで読んだような感がたくさん。出てくる料理がどう美味しいのか、いまいちわかりにくい。皿を舐めるほどなのに。

  • 『ランチ刑事と絶対味覚コックのコラボミステリー』

    見た目は単なる古びた食堂なのに、千円を超えるランチを提供する警察食堂『ティファニー』
    グルメ刑事・まどかと先輩刑事・高橋のコンビが、絶対味覚を持つコック古着屋の作る料理とともに、事件を解決していく3編の連作短編集。コメディタッチで、楽しく読了!

  • 警察ミステリーというわりに、緊張感に欠けるというか。
    殺人事件が起きているのに、なんとも軽い。
    3つの事件があって、1つはタイトルからしていた嫌な予感が当たってしまい、吐き気が。
    こういう話は苦手です。


  • なんだか不思議なミステリーでした。
    ただ、出てくるご飯はすごく美味しそう。ハンバーグ以外は。

    そんなお皿を舐めたくなるほどまでに美味しい料理ってどんなでしょうね…
    ちょっと怖い気もします。

  • 警視庁随一のグルメ刑事と、警察署地下食堂の
    天才コック。料理も事件も、グランシェフに
    お任せあれ!人気の俊英が描く、本邦初の
    グルメ警察ミステリー。

  • 普通の職場を個性的ないキャラクター達で特異な環境の職場にしてしまう七尾さんの作品。
    食事自体は美味しそうだけど、謎解きとしては物足りない。

  • 全体に軽くテンポよく進んでいって、箸休め読書にはちょうど良い感じです。ヒロインと相棒刑事は嫌味なく和気あいあいとして微笑ましいのですが、もうちょっと個性があったほうがいいのでは?
    何と言っても古着屋シェフという謎に満ち満ちた存在が気になります。続編でその辺りは明らかになるのですかね。

  • ・ランチ食べたい!!!!!!

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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