福も来た―パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 290
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440202

感想・レビュー・書評

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  • ぶ厚い、真剣な深刻な本じゃなくて、薄めの本を気楽に読みたい、でもおもしろくないのは論外……っていう気分の時に、群さんの本はなんてうってつけなんだろうと、いつも思います。

    読みやすいけどおもしろい。
    できそうでできないことなのではないでしょうか。

    第二弾でも、アキコはまだたろちゃんを思い出して泣いています。
    でも、これは大切な誰かを亡くした人なら当たり前だと思う。
    日常のふとした瞬間に、「ああ、もういないんだ」と思い出して泣ける。
    群さんもネコがお好きなようだから、きっとそういう経験あるんだろうな。

  • 前作の方が好きかも。

    基本姿勢、自分のポリシーは変えないことが大切。どんな仕事にも言えることだけど、やっぱり人はひとりで生きているわけではないので、時には頭を柔らかくして、色々なことを学んでいきたいと思った。

  • 雰囲気としては前作より好きです。たろちゃんのことは別としてアキコの肝が据わったというか、年相応の落ち着きがみえてきて前作より安心して読めました。偏った見方をするところは相変わらず好きになれませんが、典型的なペットロス状態だったのでラストはホッとしたようなこれでいいのだろうかという疑問が半々という感じです。
    改めてアキコは寂しい人なんだと思ったのですが、なんだかしまちゃんに先を越されそうですね。隣のママさんといいタナカさんといい、ひとりの周りにはひとりが集まってくるのかな。みんな強そうだけど、孤独と不安と将来に怯えてのことかもしれないですね。しまちゃんは若い。アキコとずっと一緒により離れる可能性の方が高いです。猫は心理的に癒してくれるけど、物理的に助けてくれる存在ではないです。早くアキコが気づくといいなと思ってしまいました。
    とりあえずスープが美味しそうでお腹すいてきます。母子のオクラのシーン好きです。こんなお客さん、料理人冥利に尽きるなぁ。

  • 前作を読んでから時間が経っていたので、少し忘れている事もあったけど、基本的にはしまちゃんも相変わらず頼もしいし、ママも怪しくはあるけど、アキコを見守ってるという構図は変わらなかった。
    アキコがたろちゃんを思い出してひとりで泣いてしまうシーンは、やっぱり悲しくてもらい泣きしてしまいそうだった。

    メニューやお店の経営など、悩む事が色々あったけど、ママや先生、そしてしまちゃんの言葉に背中を押され、自分のやり方に自信を付けて行くアキコをもっと応援していきたい。
    最後は素敵な終わり方で読後感スッキリ。

    2016.7.23

  • 基本を歪めずに一つのことを続ける。そんなことを訥々と描いています。ママさんの存在がなんか大きい。この終わり方からすると、このお話はまだ続くのかな?

  • 何が起きるわけでもなく、アキコさんの日常を描いてるだけなんだけど、なんだかどんどん読んでしまう。個性のあるキャラクターが出てきても、強く反応はない淡々さ。でも亡くなった愛猫を思っていつまでも涙を流す。お母さんのことを思って泣くことはないのに。
    会社勤めのいらぬ人間関係の悩みがない分、飲食店だけに商売の悩みもあるようで。住職の奥さんとか、普段の自分とはまるで重ならない世代の近い方々の平穏な暮らしぶりに、会社勤め、家族の悩みを抱えている身としては羨ましく思える。
    最後に突然たろちゃん似のネコが二匹やってきて、アキコさんよかったね! ほんと、猫飼いたくなるわー。

  • なんだか停滞気味。

  • 2018.5.20読了
    スープとサンドイッチのお店の店長、アキコさんと店員のシマちゃん。
    今日も素材重視でお料理を提供しています。
    しかし、このままでいいのだろうかと、ちょっと迷い始めるアキコさん。

    確かにお嬢様商売かもしれないが、このような生き方もいいな。

  • 1個前の方が面白かったかなー

  • パンとスープとネコ日和もそうだったけど、これを読むと猫に会いたくなります。
    家や身の回りに動物がいるのっていい。
    かぼちゃのポタージュは食べたいなあ。
    健全に生活することの大切さが染みる本です。
    最後に福が来てよかった。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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