リストランテ アモーレ (ハルキ文庫 い 19-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 342
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440226

感想・レビュー・書評

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  • 登場する食べ物が全て美味しそうだった。
    シェフがチャラいのは、うーん。って感じ。

    各章が繋がっていて、この章はあの人か〜って考えるのは毎回面白かった。

  • 女性が描く女たらし像を読むよりも、女性が描く女たらしに惹かれる女の子達の姿を読むのが興味深かった。あいつの土地に草は生えない、は良かった。イタリア料理屋行きたい。なかなか面白かった。

  • リストランテ・アモーレを取り巻く人たちそれぞれの視点から描かれた日々のこと。クセのあるキャラクターが多いけど、料理は美味しそうだし、あっという間に読了。

  • 読み始めてすぐに気がついてしまいました。ごく個人的なランキングの「2000年代一般人部門1位」の人と、「2010年代一般人部門1位」のひと(それぞれ別の人なんですが)と
    杏二さんを表現する描写がとても似ている=読み始めてすぐに、この男には近づいたらやばい(好きになっちゃう)と感じ、初子ちゃんの登場には心が疼き(たぶんお店で座る位置も同じだ)気がついたら読了していて、ほらやっぱり、夢中になってしまったと照れ笑いしています。不毛な男たちは美味しいものを作る。本当に。(2000年代はカレーが上手だったし、2010年代はパティシエだ)無責任にきっぱりと答える。本当に。荒野先生はなんで知ってるの?と思いながらズキズキ、ドキドキ、そして結局キュンキュンしました。

  • 美味しそうでうっかりパスタを作ってしまった。
    アモーレの姉弟を中心にした恋愛物語。
    少々イライラとする恋愛模様。
    プレイボーイ過ぎる男たちに振り回される女たち。

  • 最後まで主人公がどういう人なのか分からなかったです。最後のエピソードは余計だった気がします。今まで読んだ井上荒野さんの小説と比べて分かりにくかったような。

著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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