金曜日の本屋さん (ハルキ文庫 な 17-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 1442
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440295

感想・レビュー・書評

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  • 自称分類“ラノベ”にするには少し抵抗あるけど。読ませるなあ。

  • 読みたい本が見つかる本屋。本当にあったらどんなに嬉しい、素敵なことか。

    この話の登場人物たちのように色んな本に出会っていきたい。時間が足りなすぎる、!

  • 読みたい本が見つかるという噂の本屋さん。
    私にとっては、色んな本に出会うキッカケをくれた本屋さんでした。

  • 読みたい本が見つかる本屋さんの話。
    本の海で溺れる客に助け舟を出せる本屋さんがあれば、迷わずに読みたい本にたどり着けるだろう。
    …個人的には、いろいろ迷って、右往左往して、もがきながらも見つけた本が読みたかった本なのかなと思う。

  • 駅ナカの狭い本屋さんだけど、実は地下に巨大書庫を所有していて、欲しいと思ってる本、または求めてる本を見つけてくれる本屋さんの日常。
    栖川さんがだいじなときだけすっと短く話すところが好きです。ヤスくんも強面だけど、普通に本好きの男性でツッコミ役で楽しい。
    過去はこれからなのか全ては判明しなかったので、続きを読みたいです。

  • 本好きが好きな要素をたっぷり詰め込んだ作品。喫茶スペースだけでなく、地下に広がる巨大書庫やら、高校時代の読書会仲間が経営する本屋だとかね、もう実在するなら除くだけでいい、一度でいいから行ってみたいよ「金曜堂」

  • すんなり読了。さすがのテンポ感はゲームシナリオ作家さんゆえか。

  • 出てくる本がどれも面白そうで、気になる。
    本が本を呼ぶ…。
    表紙に登場した本のイラストが出ているのがよい。
    シリーズはあと3冊あることを知っているので続きも読む!
    ジンさんは、亡くなっているのか?

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。

    「読みたい本が見つかる本屋」というネット上の噂を見た大学生の主人公。ここまでのフレーズだけでめっちゃ気になるじゃないですか。どうやって見つけてくれるの?って。作者や作品の名前も聞いているのに「読みたい」という父の望みを叶えてあげられないでいる主人公。何冊も買って持って行ってるのに「これじゃないんだよね」と言い続ける父。どうやって見つけたか。あーなるほど…と納得する内容です。
    「読みたい本なんか見つからない」(白鳥の歌なんか聞こえない:庄司薫)「マーロウにはまだ早すぎる」(長いお別れ:レイモンド・チャンドラー)「僕のモモ、君のモモ」(モモ:ミヒャエル・エンデ)「野原町綺譚」(家守綺譚:梨木香歩)このなかで読んだのは「モモ」だけなんだけど、読んだ人だけ「わかっちゃう♪」快感、ハンパないです。あとの3冊も忘れないうちに予約しよう…長い秋の夜になりそう…

  • 地下の書棚!もう、それだけでドキドキですが、設定も、無理ありそうなのに自然で、絶妙にいい感じ。
    続編が純粋に楽しみです。

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著者プロフィール

名取 佐和子(なとり・さわこ):兵庫県生まれ、明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビュー。著書に『ペンギン鉄道 なくしもの係』(第5回エキナカ書店大賞受賞)シリーズ、『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『寄席わらしの晩ごはん』『七里ヶ浜の姉妹』『ひねもすなむなむ』『図書室のはこぶね』(京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2022年度版」第6位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」第8位、うつのみや大賞2023第4位)ほか多数。

「2023年 『文庫旅館で待つ本は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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