お断り―鎌倉河岸捕物控〈29の巻〉 (時代小説文庫)

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著者 : 佐伯泰英
  • 角川春樹事務所 (2016年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440486

作品紹介

当代の豊島屋十右衛門の祝言が、江戸と京都で挙げられることになり、金座裏でも、「京行き」の話で持ち切りだ。そんな中、山城淀藩の家来が辻斬りに遭ったらしい、という話を八百亀が聞き込んできた。だが淀藩はそれをひた隠しにしていた。一方、扇木屋で万引き騒ぎが起き、中年の侍が取り調べられたが…。若手の弥一や政次、宗五郎ら金座裏の大奮闘に、北町奉行の名裁きが冴える。平成の大ベストセラーシリーズ、待望の第二十九弾。

お断り―鎌倉河岸捕物控〈29の巻〉 (時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017.08.27.読了

    辻斬りと札差・お断りの話
    「お断り」という手段があるなんて

  • 豊島屋十右衛門の祝言が、江戸で、仮祝言を行い、京都で、挙げられることの話題で、金座裏は大騒ぎ。

    酔いどれ小藤次シリーズでも、長い事読んでいるのだが、きりりとした、金座裏の 鎌倉河岸捕物引けシリーズもなかなかのもので、、、、早29巻目

    今回の遠距離恋愛の話で、道中のいざこざでも、と思いきや、女と武士の高価な品の万引きの探索。
    そして辻斬り事件。
    その事件は、札差の武士が行った「お断り」が、原因であり、双子の兄弟へ、起こった悲しみと憎しみの敵討ちのようなものであった。
    しかし、武士の敵討ちのようにはいかない、、、金座裏だから、出来る事、出来ないことがある。

    双子の兄弟は、結局はどちらも自害してしまうのだが、、、そのようになった原因の罪は罰せられることになる。

    やっと、最後の方へなって、婚礼への支度や準備で、おわれる事柄が、書かれて、今までの曇天の気持ちを晴れやかにする。

    しかし、今、この梅雨時期に、九州地方は、大雨特別警報で、今日で、18人の死亡の被害が出ており、雨が、やんで欲しいと願うばかりである。

    この表紙の政次の持つ傘と同じにスパッと、雨がやんで欲しい。
    題名のように、雨 お断り と、、、、思いながら、本を閉じた。

  • 20170328 安定し過ぎて話の広がりがないような気がする。今回は次への伏線もまかれてていて余裕な感じかした。亮吉の出番が減ってるのも流れかな。

  • 第二十九弾
    豊島屋の婚礼で京行の話になると思いきや?、男女の万引きから辻斬りへ、関係は無かったが、盗品買いから密輸品、これらは大したことではないが、武士を捨てて札差になったかげに離れ離れになった兄弟の仇討ち、そして背後の黒幕も

  • なんとなく悲しい話しですね。

  • 鎌倉河岸29~山城淀藩の勘定方が辻斬りにあって命を落とし,山形藩の勘定方も同様の手口で殺された。3人目は丹後田辺藩の用人。共通するのは句会の仲間であると言うことと,同じ札差から金を借りて踏み倒したという点だ。踏み倒された札差は元武士で,奉行に従って長崎に行き,唐物を仕入れて江戸で売り財をなし,札差の株を買ったが,二代目の武士の商売で左前になっていたところを「お断り」にあったのだ。二代目は首を括ったが,双子の弟が木更津で道場を開いて居合いの遣い手であったのだ。お断りには更に一家が関わっており下野黒羽藩の用人が標的だ。襲われるのは帰りと踏んでいたが,句会だと呼び出された料理屋で斬り殺された。金座裏の一行が踏み込むと,自分の刀を心臓に突き刺して果てた。しかし,黒幕が居そうな雰囲気。一度,株を手放した札差が再び買い戻していたのだ…~まあ,派手な捕り物だけじゃ色気がないから,万引きと豊島屋の嫁取りに纏わる京旅行,新たな手先となりそうな木更津の勘三郎の話も混ぜている。表紙の絵の様な立ち回りがあると思うでしょ…それが、ないんだな

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    当代の豊島屋十右衛門の祝言が、江戸と京都で挙げられることになり、金座裏でも、「京行き」の話で持ち切りだ。そんな中、山城淀藩の家来が辻斬りに遭ったらしい、という話を八百亀が聞き込んできた。だが淀藩はそれをひた隠しにしていた。一方、扇木屋で万引き騒ぎが起き、中年の侍が取り調べられたが…。若手の弥一や政次、宗五郎ら金座裏の大奮闘に、北町奉行の名裁きが冴える。平成の大ベストセラーシリーズ、待望の第二十九弾。

    平成28年12月9日~12日

  • 金座裏の活躍が安定している中
    独楽鼠の亮吉の役立たずぶりは
    作者に嫌われたとしか思えん!

  • 181

  • 親分と若親分の役割分担もうまくいってますねぇ。
    の、安定・安心のシリーズ。

    敵討ち、悲しいけどこの決着しかないか・・と思う。
    潔い最後だったのが救いか。

    道場の新入り(?)に関する回収は次巻以降?

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