共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.57
  • (3)
  • (8)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 64
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440530

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 杉並署少年係の女性刑事・篠原早紀は、強盗未遂事件の捜査で担当した被疑者の少年を殺され苦悩していた。そんな中、突然公安である警視庁外事五課へと異動になり、癖のあるメンバーとともに、東欧のスパイの監視を開始する。同課の風間律子を目標に仕事をしていた早紀は五課課長・常川から律子の内偵を命じられる。早紀の異動は、五課内に潜む裏切者の炙り出しのためだった。東欧のスパイハントの傍ら、公安部内の黒い影を彼女は払うことができるか…。

  • 所轄署の女性刑事 篠原 早紀。
    強盗未遂事件の捜査で、被疑者の少年を死なせてしまう。
    苦悩する篠原刑事。

    そんな彼女に、突然、公安への辞令が...
    異動先の公安外事五課に、東欧のある国のスパイ事案か持ち上がり、監視が始まる。

    しかし、課長から、同僚にモグラがいる可能性があり、それを探れとの密命が下る。
    果たして、本当にモグラはいるのか?

    ハラハラドキドキの展開に、一気に最後まで読みました。


  • 公安外事モノ。新シリーズかな?

    終盤まで予想のつかない展開で、なかなか凝った公安ミステリとなっていた。ただ、主人公の篠原早紀も含め、外事五課チームのメンバー全員、誰一人として好感が持てなかったのが辛い。事件構造は上手く公安事項と絡めてあって、殺人事件を扱う如月塔子シリーズとはまた違うミステリを愉しむことができると思うのだが、登場人物にこうも魅力がないと、これから読み続けるのが辛いなぁと思ってしまう。塔子は素直に可愛いと思えるけど、早紀は同じ女性の目から見て面倒くさい女としか映らないんだよねぇ。とりあえず、今作を読み終えた段階で漸くチームメンバーの全容が知れたので、次作以降、彼らにもうちょっと好感を持って読むことができるかな?

  • 最近は時間がとれずに
    ますます読むペースが落ちてますけど、やっと読了。

    警察もので外事という部署が舞台となってます。

    とても読みやすく、ストーリーも頭に描きながら読み進むことができました。

    物語の展開も先が読めず、最後まで面白く読むことができました。

    過去に警察もので、意味がわからないものもあったので、不安だったけど、この共犯レクイエムは大丈夫でした!

    面白かったです。

  • 2017/10/16 61読了

  •  前向きな公安もの。

  • 新シリーズ。

    あらすじ
    少年係の女性刑事・篠原早紀は、担当していた被疑者の少年が殺される現場に居合わせる。その後突然公安に異動になる。どうやら東欧のスパイ活動にかかわって、課内でもスパイがいるらしい。早紀は課長から先輩風間律子を見張るように命じられた…。

    まだ新シリーズということで、各登場人物のキャラがはっきりしていない。主人公の篠原早紀は普通っぽいので、公安という大きな事件を扱う部署で、どう活躍できるのか次作も読む。

  • 2016/12/27読了

  • 麻見和史『共犯レクイエム 公安外事五課』ハルキ文庫。なかなか面白い、見事なプロットで構成されたスパイサスペンス小説。

    プロローグに描かれる猟奇的なシーンから本章に入る一転、杉並署少年係の女性刑事・篠原早紀が登場するや、何やらソフトな展開に…しかし、少年殺害事件に遭遇した篠原早紀が何故か警視庁外事五課へ異動となるや、全く予想できない展開が続く。一体誰が味方で、誰が敵なのか。

    全くムダの無い伏線というか、緻密に計算された全ての伏線が見事に回収され、中編でありながら、コンパクトにまとめられている。

全10件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1965年、千葉県生まれ。『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也を受賞しデビュー。新人女性刑事・如月塔子が警視庁捜査一課のチーム「殺人分析班」の面々と猟奇的な怪事件に挑む、警察ミステリー『石の繭』(講談社文庫)が人気を集め、シリーズ化される。他のシリーズ作に『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』などがあり、連続ドラマ化されブレイクした。他の著作に『警視庁文書捜査官』『特捜7―銃弾―』などがある。

「2018年 『深紅の断片 警防課救命チーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

麻見和史の作品

ツイートする