異国の花―着物始末暦〈8〉 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 94
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440707

作品紹介・あらすじ

柳原の土手で古着屋を営む六助は、朝からそわそわしていた。なぜなら今日は、昔からの古馴染みで、着物始末の職人・余一と、一膳飯屋の看板娘・お糸の、待ちに待った祝言の日だからだ。めでたい日ではあるが、己の事に無頓着な余一が支度に手を抜きやしないかと心配な六助は、身支度を整え余一の元へ向かった。そんな折、京の老舗呉服問屋、井筒屋江戸店の店主・愁介が、「余一に関わる大事な話がある」と六助の前に現れた。いったい愁介は何を企んでいるのか-。話題沸騰の大人気シリーズ第八弾!!

感想・レビュー・書評

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  • お糸ちゃんと余一の恋の行方にハラハラ。
    https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12259841451.html

  • この時代の人の感覚、価値観に違和感覚えつつも読んでしまう。
    花魁の打掛はどうなるのでしょう。
    なんとなく色々な所に引っかかりつつ、気になってまた続きを読んでしまいます。

  • 中島要さん「異国の花」、着物始末暦シリーズ№8、2017.2発行。№8まで一気に読んできましたが、№9は図書館予約、1~2ヶ月待ちそうです。ナンバー10の最新刊も刊行されましたね。№8は「異国の花」「天女の打掛」「菊の縁」「波がたみ」の4話。最初の2話は吉原花魁・唐橋の話でちょっとくどい感じ。「菊の縁」はおみつの人並外れたお節介と押しの強さが心地よかったです。「波がたみ」、余一とお糸、お互いがお互いを気遣いながら、初々しい新婚生活を送っています(^-^)

  • お糸と余一が少しづつ夫婦らしくなっていった。

    唐橋花魁の打掛がどうなるのかが気になる!

    2018.1.18 読了

  • えーえー。結婚したら守りに入るんすね、余一の野郎も。

  • 2017年8月西宮図書館

  • 4話からなる。
    先日、神田明神ヘ行って来たばかりである。
    6月に茅の輪くぐりをしてきたのだが、8月には、もうなかった。
    今は便利に縦横に交通機関があるが、昔は、草鞋に、下駄で、お使いへと言っても、大変だったろうと、思いながら、東京の街並みを歩いてきた。

    余一とお糸は、夫婦になったのだが、、未だ、だるまやの手伝いをしているので、ぎくしゃくした生活をしている。

    余一の着物へ労わりかた、異国の花d、古渡、更紗、唐山の端切れをつないで男物の綿入れを作っているのに、今でいうパッチワークである。
    どんなに手間が、掛かるのだろうと、、、、

    菊の縁(いにしえ)についても、汚名を着せられたお露、それもいわれのない不義である。
    身ごもったお露に、何を余一はもっていくのかと思ったら、使いこなした浴衣である。
    我母などは、祖母の時代は、布おむつにと、浴衣で布おしめを縫ったと、言っていたが、、、母のその時代でさえ、布おしめ用の綿のおしめの生地があった。
    未だと、布おしめって、何?だろうが、この物語では、
    心強い贈り物だと、思った。

    初めの所では、余一とお糸の遠慮しがちな二人が、最後の章になって、二人、嫌われないようにと、お互い思い込んでいたことに気がついて、わかり合えて来たところが、いい。

    最近呉服屋さんに行かないが、最後の着物柄を見るたびに、小紋などを見に行きたくなる。

  • 2017.07.28読了
    余一くんと糸ちゃんは惚れ合っているからこそ、遠慮しあってしまうんだね。幸せ慣れしなくちゃ、なんてかわいい。仕事の時はクールだけど、プライベートは結構女々しい余一くん。最後の話は親の目線で涙無しには読めません。

  • 着物始末暦シリーズ第八作。
    やっと夫婦になれたお糸と余一だが、その現実はすれ違い生活。女房らしきことが出来ない気まずさと、余りに気遣ってくれる余一にイライラするお糸。しかし最後はあの余一が積極的になってくれて良かった。
    しかし相変わらず井筒屋は余一と六助、大隅屋にちょっかいをかけ続ける。花魁・唐橋の身請けを前に、最後の道中に着る着物を巡って不穏な動きがあちこちで始まる。その行方はまた次回へ持ち越し。
    面白いんだけど、どうにもテンポが遅い。十作まで引き伸ばしたいのか。

  • 着物始末暦の八巻
    糸の思いがかなって余一と一緒になれたものの。。。
    花魁が最後の道中にきる打掛はどうなるのか!
    六助やおみつ、そしてお糸の其々の思いが健気で涙が零れそうになる。
    不穏な井筒屋愁介も一筋縄ではいかない。
    さて、この後どう展開していくのか引き続き楽しみ。

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著者プロフィール

作家


「2018年 『なぞとき <捕物>時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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