- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440813
感想・レビュー・書評
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どうやったら助けられるのか、頭を絞る若葉。それを助けようとする菜苗。過去の理解者も現れて、あーでもないこーでもないと悩む人たち。思いもかけない出来事が彼らの望みをかなえる。時の流れが分岐した瞬間が輝いて見える。娘たちがどこかの世界で生きていることが母にはうれしのだ。きっと
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201705/上下まとめて。新井素子にしか書けないSF、健在。登場人物達のしゃべりかたとか文体は読む人選ぶし、共感とかはなかったけど、泣けた泣けた…。長年変わらないところと変わったところ、どれをとっても素子さんならではの魅力だな~。
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母と双子の娘の物語。
去年買ったようだが、平成になって初めての新井素子本。
少女漫画でならで気にならないが、小説でこういう文体って好きじゃない -
上巻を読んでいた時はどこに着地するのかもやもやしながら読んでいたけれども、下巻では当日を迎えるまでのカウントダウンと当日の出来事をハラハラしながら読んだ。新井作品の愛情が良くも悪くも暴走していく心理状態の表現はいつもぞくっとする。そして巨人戦の結果を伝えていくくだりも面白かった。
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下巻には、単行本未収録の「書き下ろし」が載っていて、お得感アリです!