- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758441155
感想・レビュー・書評
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再読2回目。
このシリーズを読んできて思うのだけど、どう考えても現実的とは言えない設定なのに、どういうわけかすごく身近な感情が湧いてくるのは何故なんだろう。大人が読んでも子どもが読んでもいいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「司、亜門と真意を探る」
怪しげな紳士と浮気を疑う彼女。
長年付き合っているからこそ、互いのスケジュールなどを把握しお互いに予定が無いと思い込んでしまっていたのが一番の要因かもしれないな。
時間が取れないからという理由だけで浮気を疑う程、今までは細かに相手の事を知っていたのだろうな。
「甘い珈琲」
男性が多いと調べた魔神の中に。
気品があるというのは彼女の様な人の事をいうのだろうが、郷に従うのであれば駱駝もどうにかならなかったのだろうか。
「司、亜門と暗号を解く」
時間制限がある中辿り着いたのは。
彼の言う通り呪いをかけるというのは流石に冗談だと思うが、魔神に言われた言葉を簡単に聞き流すことも出来ず彼の心中は大変な事になってたろうな。
彼も過去の経験から答えを見てきているからこそ、躊躇いがちに質問したのだろうが些か難しい問だよな。
「自分だけの珈琲」
ワンショットだけの楽しみを野外に。
エスプレッソというと苦味の多い大人な味を想像するが、珈琲好きな人からしたら至福の1杯なのかもしれないな。
「司、亜門と別の道を探す」
彼が求める条件と彼の進みたい道。
確かに大きな舞台に立てる人間は極わずかであり、それ以外の人間は何かの合間に趣味として制作を行わなければならないのが現実だよな。
彼は周りや両親の言葉を聞いて社会の歯車にと思っただけで、本当は背中を押して欲しかったのかもしれないな。 -
アスモデウスさん登場
嵐を巻き起こしていくコバルトが癒しの回でした
グレモリー侯爵夫人のイラストも見てみたい
最後の「司、亜門と別の道を探す」はタイトル読んだときは司君亜門のお店辞めるの!?って思ったけど結局なんだったんだろう
アスモデウスさんの小説家デビューを引き気味に応援する話だった
アドバイスをした人物がアスモデウスだと知ったときの三谷君は何を思うのか・・ -
あいかわらずの亜門がうれしい。
特典の登場人物からの手紙が亜門からなのも♪
今回は、新キャラが登場で、ある意味コバルトよりもインパクトが(笑)
その登場で彼らの関係が変っていくのかな。
今回の最終章のタイトルにちょっとどきっとしたけど、何事もその場に立ち止まるわけもないものね。先が楽しみ。