樹海警察 (ハルキ文庫)

  • 51人登録
  • 3.57評価
    • (1)
    • (10)
    • (10)
    • (0)
    • (0)
  • 14レビュー
著者 : 大倉崇裕
  • 角川春樹事務所 (2017年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441223

作品紹介

初任幹部科教育を終え、警部補になった柿崎努は、山梨県警上吉田署という辺鄙な場所、しかも聞いたこともない部署へ配属となった。署長に挨拶も行かず署員からおもむろに渡されたのは、カーキグリーンの軍用ベストやズボン、そして登山靴-。さらに連れて行かれた場所はなんと樹海…!?栗柄巡査、桃園巡査、そして事務方の明日野巡査長と共に、樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に勤務することに…!腐乱死体から事件の匂いをかぎ取る!!書き下ろし樹海警察小説登場。

樹海警察 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「警視庁いきもの係シリーズ」面白いです。大倉崇裕さん「樹海警察」、2017.10発行です。青木ヶ原樹海は毎年50~80の遺体が発見されるとか。警察の担当部署は山梨県警上吉田署・地域課特別室。その室長に着任した柿崎勇警部補(警察庁、キャリア組)、迎える室員は栗柄慶太巡査、桃園春奈巡査、そして明日野裕一郎巡査長。正義感に燃える室長と失うものは何もない3人の警察官の名(迷)コンビ、刑事課をてんてこまいさせます。続編を希望します(^-^)

  • 山梨県警上吉田署地域課特別室という、地方の警察署、それも樹海の遺体処理を担当するという聞いたこともないような部署に異動させられた柿崎努。

    樹海の遺体処理が専門という、奇抜な舞台設定に興味を惹かれた。

    初級幹部科の教育を終え、警部補になったばかりの柿崎が、なぜ、そんな辺鄙な場所へ追いやられることになったのか、そして、エリートの道から外されたか、この作品からはわからなかったが、きっと続編であかされることだろう。

    柿崎という男の頭の固い、融通のきかない性格に、最初は、イヤミなヤツだと思ったが、その頭の固さは、まっとうな正義感と、警察官の誇りに裏打ちされたものだ。

    柿崎が吐く正論は、近頃は、誰も恥ずかしくて口にしないものばかりなところが、逆に、すがすがしさを覚えた。

    一筋縄ではいかない部下2人に翻弄されながら、部下の心をつかんでいくくだりも、なかなか面白かった。

    ただ、同じ作家さんの「いきもの係」シリーズには、およばない、と思う。

  • 青木ヶ原樹海が舞台。基本的に腐乱死体か白骨死体が見つかってから話が始まるので、これでストーリーを成り立たせてるのはすごい。ややコメディタッチですが、これはまぁ映像化できないよねぇ。

  • +++
    初任幹部科教育を終え、警部補になった柿崎努は、山梨県警上吉田署という辺鄙な場所、しかも聞いたこともない部署へ配属となった。署長に挨拶も行かず署員からおもむろに渡されたのは、カーキグリーンの軍用ベストやズボン、そして登山靴―。さらに連れて行かれた場所はなんと樹海…!?栗柄巡査、桃園巡査、そして事務方の明日野巡査長と共に、樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に勤務することに…!腐乱死体から事件の匂いをかぎ取る!!書き下ろし樹海警察小説登場。
    +++

    左遷された自覚がなく、あくまでも正論を貫く警部補・柿崎が着任したのは、樹海専門の特別室。課員は栗柄、桃園、そして事務方の明日野の三人。すべて訳ありでここにいる面々であり、それぞれにキャラが濃いが、各自のやり方で確実に捜査を進めていく様子は、強引で違法ぎりぎりの場合もあるが、頼もしくすらある。樹海で見つかる遺体を見て、事件の匂いを嗅ぎつける嗅覚はもちろん、真相を暴き出す手腕も見事である。いろいろ明らかになっていない点もあるので、シリーズ化されるのだろうか。このメンバーのはちゃめちゃぶりをもっと見てみたいと思わされる一冊である。

  • もっと違った展開になるかと…
    柿崎さん良いですねぇ。
    面白かったです。

    …続編希望です。

  • 2018年1冊目。 樹海で発見された遺体を専門に扱う地域課特別室。樹海はいまだに未知の領域という印象が強くて、興味深く読めました。生真面目な柿崎と破天荒な部下達が、徐々にお互いを認めていくのが良かった。

  • 良い人が赴任してきて、解決。

  • とにかくテンポがいい!すごくサクサク読めた!
    樹海で見つかる遺体の処理を専門とする部署に飛ばされた柿崎警部補。その部下、栗柄、桃園、明日野の3人組を従えて(?)事件を解決していくストーリー。部下といっても、どちらかと言えば柿崎が動かされているのだけど。
    このキャラの濃さとノリの軽さ、でも事件は意外なほどヘヴィーっていうギャップが良い!ラストの事件は書きようによっては濃厚サスペンスものが書けちゃう内容…。
    事件はヘヴィーだけど、エンタメ小説って感じで楽しめた!

  • コミカルで楽しい。
    上司を上司と思わず、勝手気ままに活動する部下たち。彼らを正してやらねば、と思っている主人公は、その上をいく変わり者。癖のあるメンバーに振りまわされるピエロを演じつつも、正しい警察官の道をつらぬこうとする主人公の頑固ぶりが、痛快になっていく。

  • 初任幹部科教育を終えたキャリア警察官の柿崎が配属されたのは山梨県警上吉田署の富士樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室。
    栗柄、桃園、明日野の3人の個性的な部下に振り回されながら、樹海で発見された居たいから事件の匂いを嗅ぎ付け、解決していくというストーリーはプロットもしっかりしていて、3つの事件の短編構成になっているものの一貫した伏線も張られていて面白く読みやすい作品だった。

全14件中 1 - 10件を表示

大倉崇裕の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
恩田 陸
伊坂 幸太郎
塩田 武士
東野 圭吾
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

樹海警察 (ハルキ文庫)はこんな本です

ツイートする