NNNからの使者 猫だけが知っている (ハルキ文庫)

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  • 角川春樹事務所 (2017年10月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784758441254

感想・レビュー・書評

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  • 猫を必要としてる人間にはNNN(ねこねこネットワーク)から、使者がくるらしい。。。家族を亡くした青年や老女、塾でいじめられている少年に使者=三毛猫のミケさんはやってくる。全編があたたかいエピソードで綴られており、「あー私のうちにも来ないかな。。。」などと思わせてくれる本。家の外にもねこがいるにはいるのだが、全く寄りつかずマーキングの糞などしてくれる(T-T)。遠くからパトロールしているのを見守るだけだ。ねこ運ないナー自分。そうゆうわけでねこ好きには必読ですよ!

  • あー、癒された笑
    何も考えずにただ読んでほっこり。いいわぁ〜(^^)

  • 良かったです。

  • あー、猫をもふりたい。
    話自体はよくあるストーリーだけど、癒やされます

  • NNN(ねこねこネットワーク)から猫が飼いたい人に、猫が遣わされる過程が、猫視点・人間視点で描かれていておもしろい。
    たまに猫は本当にこの本の猫たちのように考え行動しているんじゃないか⁈って思うこともあり、話の展開に妙に納得してしまう。
    ところどころ、涙腺が緩む場面もあり、優しい気持ちにさせてくれる。
    特に第二・三話の話が涙なしには読めず、途中休憩が必要だった。
    著者の作品はぶたぶたから愛読してるが、ちょうどいいふんわりとしたファンタジーながいいところ。
    NNNシリーズも暖かい気持ち、優しい気持ちになりたい時に読みたいシリーズ。

  • ぶたぶたさん以外で初読み。

    楽しかったぁ。
    ホッコリしたり
    心配したり、すべてはミケの言う通り。

    いや、ミケの動く通り、かな。

    会いたいわぁ、ミケに。

  •  NNN(ねこねこネットワーク)をご存知でしょうか? NNNとは、猫好きや猫を飼いたいと思っている人、あるいはNNNに認められた人の所へ猫を送り込んでくる謎の組織だそうです。この本はNNNに見込まれた人と猫の出会いを収めた短編集です。
    (一般担当/カリカリ)平成30年2月の特集「ねこねここねこ」

  • 猫の習性が垣間見れて、参考になりました。
    ミケさんみたいな猫がホントにいるのかいないのか?! どのネコも人もハッピーエンドでほのぼのとした気持ちになりました。

  • あぁNNNに私もロックオンされたい!(^^)そして猫を送り込まれたい(*´∀`)♪そして下僕生活まっしぐら(^^;)でも各話を読んでいると、私は認定されないんだろうな~(T.T)とも思ってしまう(--;)友人家のニャーで我慢するか(^.^)

  • かわいそうな場面があって泣くのは嫌だな…と、長く迷っていて、数年越しに購入。シリーズ物ですが、1巻目は泣かずに読めました。作者のあとがき、猫を飼っている・いないの気持ちの違いになるほどなと思いました。
    各話が短いので通勤読書にぴったりでした。

  • 『はやく起きた朝は』で松居直美さんが紹介していたので手にしてみました。
    野良猫達と優良飼い主をマッチングすべく活躍するねこねこネットワークのお話。
    犬派の私でも猫達の頭脳プレーに心震える愛おしさをかんじちゃいました。
    まぁ犬は犬であの単細胞振りが可愛いんですけどね…

  • NNN1作目。短編1話完結で読みやすい。人間視点と猫視点。需要と供給を一致させ、橋渡ししてくれるミケさん。しかし4話の行方不明だけちょっとざらっと違和感というか。最初の孫の印象が最悪過ぎて。頼んだチケット落とした祖母、怒鳴り声や物が壊れる音してて引きこもりの孫って、もう事件の予感でしたよ。猫で癒されて誤魔化せないよ…。その後けろっと改心してるのもなー。たとえ事情があっても物投げたり怒鳴ったりする人のとこに猫置いときたくない…。

  • 猫好きだけど、NNNを知らなかった自分。
    そのため、最初はなんのこっちゃ?という感じだったけれど、読み終わって理解。
    人間が猫に操られてる!(笑)
    人間と猫win winの作戦展開。

    あー、ミケちゃんに会ってみたいぞ。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/765039

    最近寂しさが身に染みる誓。ある三毛猫が現れるようになってから、白い野良猫が猛アピールしてくるようになった。次第に猫が飼いたくなった誓はペット可物件に入居し…。

    人間ではなく、猫が飼われる人間を選んでいるよというお話。
    ハートウォーミングな雰囲気の一方、猫を飼う大変さも伝わってきます。

  • NNNとはなんぞや?と思って手に取った1冊
    猫に癒されます

  • NNN…、はて、知らない言葉、でも猫好きとして「モッフモフの猫小説!」の一言は見逃せない!と思い、即購入。猫視点の描写もあり、超モフモフ小説。初めは作者の創作と思っていたが、注意書き(?)でネット上の都市伝説とあり、作者の創作じゃなかったのか!とびっくり。でもその都市伝説を利用してこんなストーリーが出来たのが凄い!文章は少しライトで読みやすい。ほっこりできる話メインで、少しホロリとするお話も。いつかNNNの使者に来て欲しいが、猫好きなのにアレルギー体質という残念な自分の元には来てくれないよなぁとがっかり。

  • 本シリーズの4作目「猫は後悔しない」のカバーで描かれている黒白八割れネコが、仕草も含めて我が家の保護ネコにそっくりで、本書を読もうと思った。ねこねこネットワークの中心と思われる、珍しい三毛猫♂のミケさんが、いろいろな寂しさを抱えるヒトにネコを斡旋する物語。結末はネコもヒトも幸せになれるハッピーエンドな短編集だった。

  • この本を読んでいると、NNNは絶対にある!と思わずにはいられません…!笑
    猫を思いやってるつもりで、意外と猫の方が面倒見てくれてたりするのかなぁ
    次作も楽しみ…!

  • 本当にミケさんみたいな 猫がいる気がする

  • 冒頭の、ミケさん登場!な話が好き。
    保護団体の面接、猫のためだろうけど、あれじゃ、善意の猫好きさんを遠ざけてしまいそう。難しいよね。
    私も、この年で1人暮らしだし、はじかれそうだなー(涙)
    少年とかぎしっぽとか、カフェキャットニップとか、どの話も大好き!
    最高!!

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著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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